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【マロ返】絵も字も書くけど、このジャンルでは小説が読んでもらえません
……つ、辛いわね……!2:8の8の方だと猶更おつらいのだわ。
インターネット・辛ラーメンをどうぞ!
絵も字も格別の思い入れはなく、思い浮かんだネタを適切に表現するツールとして使い分けている感じよね?
■こちらのいち意見
"こんなふうに字と絵で評価が乖離している場合、両刀お嬢様方はどのような気持ちでいらっしゃるのかしら……。"
という質問でしたが、絵もかく共同アカウントの持ち主、サネアツ曰く「両刀だけど、どちらも自認と同じくらいの評価(絵はあまりうまくない)をもらっているので、その状況になったことはない」そうです。う~ん、使えないわね。(茶番)
「でも、すごく頑張って書いた小説を発表しても、自作の上手くない絵の方が閲覧もブクマも多いんだあという無力感は分かる」そうです。
ペ「じゃあどう解決したの?」
サ「割り切った。あと長編小説は長文感想がもらえるから、数よりもそっちの方が嬉しい」
…………参考になったかしら?(震え声)
せひ他の方にも訊いてみてほしいわ。
とにかくその状況、極端ですわね。実例を見ないと何とも言えないのだけど……。
ただひとつ言えるのは、「そうそう実力が落ちることはない」ですわね。「50年書いていなかった」とかではなければ、書く体力さえあればまず衰えるものではないと思いますわ。
絵はレモネード、文はカップケーキとすると、今のおジャンルはレモネードだけ売れているところなのね。
■他者評価、お数が何より嬉しいタイプの場合
お数に囚われるのはおすすめしないけれど、でもやっぱり「それがモチベだい!」という方はいらっしゃるし、現状数が気になって数で落ち込んでいるのよね。
「長所を伸ばす」機会だと思って、その村で評価されるものをとことん突き詰める……というのもアリかもしれません。
〇県ではたまたまレモネードが売れているから、じゃあレモネードをとことん出すか、みたいな。
おそらくだけど、長い漫画は(小説で書けばいいから)普段は書かないのよね?12Pとか24Pとかの漫画本を出してみるのはいかがでしょう?
「筆を折る」のはおつらいわ。
でも「モチベが出ないからなんとなくしばらく書かない」は理由にかかわらずあることだし、どうかトラウマにならないようにしてくださいね。
■両刀の良さを活かす
前のお記事で紹介したコナン・ドイルお嬢様みたいに、書きたいものと求められる場合が違う場合もあるでしょうね。ならばどうするか。
あざといですが、レモネードを派手に売り出して人を呼んで、ついでにカップケーキもすすめてみる……という手もありますわ。
つまり、冒頭だけ漫画で描いて「続きは小説で!」とか。セルフで挿絵を書いて「この小説のワンシーンです」とか。
言い方が悪いけど「客寄せパンダ」方式ですわね。
「自分の本分は文字書きである」と思うなら、こういう割り切った広報もあるかもしれないわ。
■それでも文を読んでほしい場合
ああ、どのおジャンルか気になるわ……。
おマロだけでは情報が足りないので分かりませんが、先行研究と分析をしっかりしたいですわね。
「両刀お嬢様の文が絵に比べて読まれない」について、原因は個人か全体か、2通り考えられるわ。
[個人が原因の場合]
おジャンルでよく小説を読む方々の好みと相性が悪い。キャラ解釈や設定、ネタ、地の文など。
ないとは思うけど、地雷や書き方の問題で「これがあったらブラウザバック」みたいな条件に該当しているかもしれない。
[全体的な原因の場合]
このおジャンルでは、作者に関係なくマジで小説が読まれないのかも。他の小説作品もそうだったら、もうどうしようもないわ。
お年寄りの町、巣鴨でクレープの店を出しちゃったようなもんですわ。他のドカ盛りラーメン屋さんや綿菓子屋さんも同じく閑古鳥のはずよ。
あとは……普段小説検索をする人が全然いないとか、ツイッター上で小説作品をおシェアしてガンガンすすめる人がいないとか。
とりあえず分析のため、同じくらいの投稿時期で人気の作品を見てみましょう。
地の文や話の傾向は? 実力は? 閲覧数やおブクマ率は、他の小説作品とどう違うかしら? おツイッターアカウントの感じは?
自作と比べる場合、自分じゃ客観的な判断ができなかったら、お友達に頼んでもいいと思うわ。
見ていくうちに、「このジャンルはマジで小説が読まれない」のか、それとも「〇〇な傾向なら読まれる」と分かっていくと思いますわ。
……後者の場合、現状お数がないということは、「〇〇な傾向」ではないのでしょう。
ですが、無理に自分を殺して迎合する必要はありませんわ。
とりあえず「人気の理由」を分析して理解できたら納得できますわ。
分からないと、人は永遠にもやもやし続ける。ある程度分かったら、絶対スッキリしますわ。
その上で「ああここまでやってるのか。そうまでして数はとれなくてもいいや、無理だし」という納得をするかもしれません。あるいは、「あれは真似できないけど、これくらいだったら自分の作風を崩さずに取り入れられるな」と前向きに、成長につながるかもしれません。
どちらにせよ、理解ったらもやもやはなくなると思うわ。
「こうすれば数がとれる」が分かったうえでどうするかは、あなたしだいですわ。
[おせっかい]
たぶん分かりやすく伝えるために具体的なお数を書いてくださったんだと思います。けれどもし、数を気にして高頻度でお支部を覗いて数を見て落ち込む……ということをしているなら、ちょっとマイナス影響が強すぎるかもしれません。
PCブラウザの機能のようだけど、ブクマ数などを非表示にする方法もあるらしいので、分析し終わったら「嫌な気分になるものは視界に入れない」という選択もアリだと思うわ。
承認されたいだけなら、きわどい写真をアップするという手もある。数だけほしいなら、ハケンのおジャンルを選んではまればいい。
多くのお嬢様がそうしないのは、今いるおジャンル・おカプを愛しているからよね。「これが好き」「これをしているとき楽しい」を突き詰め、なるべくマイナス影響のものは取り入れない、という生き方もあるわ。
もちろん書かない!休む!別の趣味をする!という手もあります。楽しいお趣味は無限大ですからね。一つの趣味で悩む場合は、大抵依存しすぎの場合なのだわ。距離をとったり、別の趣味も始めたりすると、ぱっと視界が開けてくることもあるのだわ。
無理せずエンジョイできる範囲で、自分がどういうタイプか把握してから動くといいと思いますわ。
のびのびと自分らしくお趣味を満喫できるようになることを祈っています!
【追記】先輩お嬢様からお便りいただきました
ガチ体験からくる生のお声、ありがとうございました!
やっぱりおジャンルによってかなり違いますわよね。
小説について、内容でそこまで極端に振れ幅が出るんですのね……!未知数ですわ。母数の多い場所でバリバリやっていれば、分析力も育つでしょうね。
両刀ゆえの悲しみもありつつ、「揉まれて強くなった」のをひしひしと感じますわ……!先輩両刀お嬢様、ありがとうございました!
【追記】お返事いただきました
お返事ありがとうございます!
周辺の情報も知れてこちらも勉強になりましたわ。
やっぱり、おジャンルによって全然違うんですのね……。
「続きは小説で」方式役立ったのですね!とっても嬉しいです♡
「読む」おハードルは人によってはバリ高なので、見てもらいたいなら使える手を駆使しておハードルを下げる……という戦略もありますわね。
むろん、楽しい範囲で!
自分のおゴールは何か? そのために何ができる(したい)か? (そして何をやりたくないか)
という自己分析も、とっても大事ですわ。
まず「自分自身とおゴールを知らない」状態は、現在地も目的地も分からないドライブのようなものですからね。(自己啓発書のうけうり)
最初にお便りいただいた頃に比べて、スッキリと今後の方針が見えたなら、こちらも文字を書いたかいがありますわ。
とっても嬉しい続報聞かせてくれてありがとうございました!
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