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亀の歩み稽古日記~自由に舞いたい~

ここのところ、またまた自由への壁を感じていた。…そこに終わりはない…。螺旋状に巡る。

やはりまだまだ、動きに囚われていることが分かった。癖のような無意識の動きに。自由になれなくて気持ち悪い。
「自由になれない」と叫んでいる時は、「自由になりたい」ともがいている。自由が出口を見失い、狭いところを右往左往している、、

手足が先に動いていると指摘された。無意識に勝手に動いていると。
「もっと感じて共にないと。エネルギーはあちらにもこちらにもどんどん流れている。たとえ殆ど動かなくてもエネルギーは動いている。その事を微細に感じること…それはとても柔らなカラダ 」

流れるエネルギーと別々になっていた、、というより見ていなかったな。エネルギーを単線のように見ていた。だから単線のような動きしかできない。
…違うのだ。

エネルギーはこちらにもあちらにも、微細に流れている。単線のように頭で把握できるレベルではない。ほんの僅かな動きからも、水の波紋のように柔らかく広がり響き合っていく。いくつもの線、いくつもの粒、波、を感じていく。カラダ全部総動員して。

自由になれない窮屈さと、由良部さんの指導がふと結実する時がある。出口が現れるような、壁が取り払われるような。すると途端に自由を感じる。
貴重だから、忘れないように、何度も何度も想起しよう。

自由はいつでもここにあったのだ、ただ見ていないだけで。ここでいう自由は、獲得するものではなく、気づくこと。元々あるものに気づいていく。
それはなんて尊いことなんだろう……。

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