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亀の歩み稽古日記~踊る状態を想う~

踊る状態について問われ、明確に答えられなかったな…と思い、しょぼんとした。何故かというと、そのあと師匠の話を聞いてハッっとしたからだ。

「対話があるということなんじゃないかな。どんなに小さな動きであっても、対話があればいつも新鮮に感じることができる。それは学ぶという事でもあり、理解する事でもある。理解が踊りになるということ。面白いよね。愛もそう、理解があるところに愛があるでしょ。」

それが踊る状態。…何度も聞いている話のはずだが、、、そう、やっと “ ハッ” とした、、ぼぉっとしてるからなぁ。。また少し、途方もなく広がる雲が晴れた気分。清々しい。ここを深めていくのだ。

理解とはどういう事なのか実感していく。

「 理解が踊りになるなんて、面白いでしょ」

理解が踊りになる、なんて。理解を誤解していたよ。理解って何だろうと改めて思う。

対話を重ねることが大切だとわかってはいたけれど、、もう一歩足りなかった。大切というよりも、対話それ自体が踊りなのだ…!!これは自分の中でとても大きな気づきだった。

「 毎回毎回、たとえ同じ動きであっても、その都度新鮮に感じることができるか、それが大事ってことだよね 」

対話を深めることは、踊りを深めること。…対話は理解なのかな。理解って、なんか、照らされる感じがする。知らないところを、未知を照らしていくような。そこにはきっと限りがない。無限に開かれているところ。

理解とは、決して知識ではない、のだ。



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