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インスタントフィクション

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カシノキの書いたインスタントフィクションをまとめています☺︎
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記事一覧

インスタントフィクション【奥の底】

私は美しくありたかった。 この街に来て、改めてそう思った。 揺れる木々を見て、行き交う人…

カシノキ
3年前
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インスタントフィクション【妙と時計】

私は今、複数の子供達を眺めて、食欲の出なかったお昼の空腹を抑え、昨日不安に思ったことを紙…

カシノキ
3年前
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インスタントフィクション【コーヒー店の窓】

山の中にあるコーヒー店に入った。 店内にはご主人と見られる40代半ばくらいの男性と、30代後…

カシノキ
3年前
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インスタントフィクション【とあるお水】

「え…?!これくれんの?これ…ずっと探しとったねん…。どこで見つけてきたん?え、普通に地…

カシノキ
3年前
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インスタントフィクション【牛乳】

私のトラウマの完了は「牛乳」である。 私は牛乳が飲めない。 におい、いろ、あじ…全てにおい…

カシノキ
3年前
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インスタントフィクション【どうでもいい夜の話】

夜歩いてコンビニへ向こうてたんです。 周りほんまに暗くて、普段コンタクトなんですけ ど、…

カシノキ
3年前
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インスタントフィクション【水曜日】

とても寒くなった。 昨日、ふわっと金木犀が香った気がしたけれど、まだ気のせいだったみたい。 毎年通ると強く香るところへ行ってみようか。 今日はあまり落ち着きがないくもりだ。 感情的になった、なっていたというべきか。 いろんなものが見えた。 わたしに近づいてきた。 液体で、風で、声で、脳内で、 いろんな方法で近づいてきた。 明日からもきっとそう。 あぁ、一度頭の中いや、腹の中に落ちた温度がどんどんなくなっていく気がする。怖い。 油の音もする。耳はまだ聞こえ