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生きる喜びとは

これからの自分に与えられた役割はわかっている。
生きていればみんなの役に立つだろう。
いやむしろ役に立たなければいけない。
これからは誰かのために生きていくのがいい。
誰かの役に立っているとき、私は虚しさには浸っていない。

だから死ぬよりも生きた方がいいに決まってる。
死にたいとは思わないし、
元気に生きられるならそれが何よりだ。


身体がつらくないだけでも幸せなのだ。
どこも苦しくなく安らかに眠れるだけで幸せなのだ。
ご飯をなんでも食べられて、おやつだって食べられる。
家族がいてくれて幸せだし、
姪っ子の笑顔を誘えた時も、
弟の愚痴聞きに付き合ってる時も、
生きていれば そのうち母の介護をするために一緒に住むことになるであろうことも、幸せなのだ。


ただ、欲しいものがある。
それが私を苦しめる。

そんなものはいかばかりか。



『早く大人になりなさい。』



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