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「日中比較」ライブ配信の時代が来ました?!

 近年、中国ではライブ配信は非常に人気となり、さらに最近自粛期間に伴いより一層需要を拡大されました。2014年頃から、中国ではビデオライブ配信のはやりが始まり、最初は視聴者は気に入りの配信者にプレゼントをあげるという仕組みでしたが、最近はプレゼントだけではなくコンテンツを直接売るの方が主流となっています。個人に限らず、企業も、政府も利用されています。

 これから、現段階で一番人気な「ライブ配信機能」をついているアプリを3つを紹介いたします。

1. 淘宝直播(タオバオライブ)

 淘宝(タオバオ)は、中国国内で日常的に使用されているEC通販サービスです。中国IT大手のアリババが運営しています。日本では、楽天とAmazonのような存在です。

 Taobaoライブ中に紹介されている商品は、その画面から購入ページに遷移できます。コンテンツを鑑賞したユーザーは、盛り上がった気持ちのまま、商品購入まで完了することになります。中国では大成功したので、中国国内最大のセールイベント「ダブル11」でも非常に効果が見られています。

2. 小紅書(REDライブ)
 小紅書はメイク、育児、旅行、料理など様々なトピックの画像や動画がシェアされています。有名人もたくさん参入されるので、中国の中では非常に人気です。また、タオバオライブのように、コンテンツから同アプリ内のECに直接遷移して商品を購入できる点も大きな特徴です。最近人気な化粧品を紹介するインフルエンサーは、このアプリでいろんなリッピグロスを試して、またランキングを作って、最後はネットで一番低い値段で売ることは話題になっていました。

 インスタでも、画像や動画から商品コンテンツ購入ページまで移動できますが、基本ライブからコンテンツを売ることはまだブームだと感じていないです。

3. 抖音直播(TikTokライブ)
 中国版TikTokである抖音(ドウイン)にも、ライブ機能がついています。フレームや美肌加工などのツールが豊富です。多くのライブアプリ同様、視聴者は配信中にプレゼントを贈ることで、配信者と交流できます。


 コロナの影響もありつつ、2020年にはライブ配信の市場規模は1.6兆円、視聴者5億人の大規模市になると言われています。一方、日本でいうと、YouTube のライブ配信や、ニコニコ生放送での生配信、SHOWROOMなどもあります。まだビジオの生配信は中国ほど盛り上がってないですが、今後在宅時間が増えることにより人気を集まる可能性も高いと思います。

 昔は「モノ(物)」「コト(体験)」を楽しむ時代でしたが、今後「トキ(時)」を楽しむ時代になるかもしれませんね。ライブだからこそ、その場でしか味わえないものや価値や感動等を、視聴者の方々に届けると思いました。

■standfmでも詳しく説明しておきます♪


 

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