見出し画像

新・鹿嶋工廠裁縫部 第八回

あつーーーい!

画像16

画像17

画像18

画像19

画像13

また庭園でのんびり撮影したーーい!!!

画像14

画像15

というわけで今回は


改白露型駆逐艦 江風

です。

画像9

初出しは2016年6月大田区Pio合同イベントにて。えっ蒲田に!?

素材:
白黒生地:ブロード
水色リボン部:サテン等
タイ:アムンゼン
髪飾り赤リボン部:サテン


今回は色数も少なかったこともあり、本来は突発的に製作して冬コミにでも出そうーと思っていただけあり、かなり有り合わせの素材を使用した部分が多い……。

画像11

特徴的なセーラー服はでぃあこす様のセーラーカラーブラウスの型紙を参考に、襟の形や裾先などを延長して使用!

http://dr-cos.com/fp-sailorcollarblouse.html
ダーツを入れる線を軸に分断して布を切り替え、配色を再現しています。おかげでスタイルよく見えるね!(錯覚)
胸のあたりで止まっている前身ごろはスナップボタンで留め。
まーたお腹見える衣装じゃん。
白露型風の四角い襟はうさこの洋裁工房様のサイトを参考に改造。
http://yousai.net/nui/eri/nui/wakiaki.htm#kaizou

画像12

手袋は購入した川内型衣装から流用、カフス部分(?)は安ピン留め。
カフスパーツと襟を大きめに取ったのは、上半身の幅を相対的に目立たなくさせるためです。なるべく駆逐艦体型に見えるようにね……。

画像20

スカートについては、へそ出しとの関係で設定画どおりのバランスになるよう寸法を調整した結果、想定より短い丈に…………うんでも、スカートは短い方がいい。


画像6

これが、DX カワカゼドライバー。
ベルトはホームセンターのもののバックルを金塗装。
白い革製のベルトがなかなか見つからなかったのですが、ホームセンターの作業用品コーナーに
あって本当に助かりました(そうじゃなかったら高価なブランド系のベルトを買う羽目になっていたかもしれなかった)。
しかも非常に安価です。

髪の毛

画像7

ウィッグはアシストウィッグベーシック。
あほ毛はウィッグ裏から針金を通し、髪を針金に巻き付けるように、ボンドの万能Gクリアーを塗り固めて「接着」しました。

ウィッグ用ワックスも持っていたのですが、金属と接着させる必要があるのと、接着後の信頼性をとってクリアーボンドを採用しました

あ、こういう作業のときは凸凹のないポリエチレン手袋をしながらやると、手に接着剤がくっつかずスムーズに作業が出来ますし、指で直接形を整えてやることも出来るので、とってもお勧めです。もちろん塗装作業のときなども。(ニトリルは溶剤で溶けちゃうのでNG)

画像8

カチューシャは市販のものをアムンゼン生地で一度くるみ、
組みひもを布用ボンドのさいほう上手で接着し、
タミヤの1mmプラ板で製作した碇パーツを塗装してGクリアーボンドで接着しました。

「さいほう上手」はアイロンで乾かすと速乾強力接着する布ボンドで、アイロンと組み合わせると本当に便利なのでぜひ使ってみてください。
今回上記のカチューシャや、タイ留めなどミシンで縫いにくい短いスパンの場所、鋭角な裾の端糸を固めておくとか、リボンの末端などの処理、紐のバラけやすいところに塗っておいて固める、なんかもできる。

すごく重宝。手放せん。

画像2

造形

今回の作品の花形、「12.7サンチ連装砲B型改二」ですが
艦船模型専門誌や1/700模型の三年式12.7サンチ連装砲B型改砲架/B型改二砲架などを参考に、発泡ポリステレンと工作用紙を芯に、ライオンボードを主にして製作しました。
塗装はいつものジェッソを塗布した後、
「アメリカーナ」というマットペイント用の絵具を使用してみました。

画像3

普段はここで模型用の塗料を使用するのですが、今回このマットペイント絵具が信じられないほど安く手に入ったので、試しに使用してみた次第です。
ジェッソとの相性は非常によく、色も安定していますし、水性塗料なので水で延ばせるし、筆もサッと洗えるのが本当に助かりました。

画像5

なお砲身基部の防水帆布部分はライオンボードそのままの色です。
本当に布を使っても良かったのですが、今回は砲身の固定面積が狭くなったので補強のためと、できるだけシンプルにするためにライオンボードとしました。

画像1

グリップ部はなんかの廃材から剥ぎ取ったチタン筒を使用。
銅メッキだと思うんですが色味が綺麗だったのでここは塗装せずそのままです。

画像4


左腿の装甲バンドもライオンボードです。
煙突こと背嚢装備は作る予定は今のところありません(スモールライトが市販されたら考えます) 

画像10

余談ですが、夏コミでこれやったら案の定胸元と肩が「江風焼け」しました。気をつけようね。

次回予告

さてさて次は九回目かー


ならば……コレじゃ!

画像21

まて次回!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?