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新・鹿嶋工廠裁縫部 第九回

はい、鹿嶋工廠裁縫部第九回はこれじゃ!!!!!!!

我にお任せを。

物部布都

初出:2013年11月 タガマヤ村ロケ

上衣(白):ブロード
緑:TCツイル
山吹色:アムンゼン
袴,烏帽子:チャイナブロケード

・布リスト

デザイン原案は幻の同人誌『蘇我屠自古は語らない』シリーズの布都姫がモチーフです。当時、作者さんに衣装をやっていいかをお伺いし、
しかも同じ「蘇我ない」ファンのレイヤーさんがちょうどみことじをやっていたので豪族三人併せを作者さんたちにもご覧いただくことが叶い、
こちらの衣装は無事成仏しました。

キャプションが入力できるようになっていたのか。

現在は入手困難不能かなと思いますが、このシリーズお持ちの方は確か番外編あたりに設定画が載っていたかと思うのでそちらをご覧ください。
詳細はここでは「語らない」――




剣・鏡・玉 

どこみてんだ。

今回の勾玉はさすがに購入したものです。このサイズならまぁ、ね。

銅鏡パーツは軽量低発泡塩ビ、フォーレックスで制作。塗装ハゲが心配だったのでメタルプライマーを塗布してからラッカー塗料でなんとかなりました。この頃の塗装だいたいこの方式で何とかしてんな……。
塗装後にケガキをすることで、設定にある独特のモールドを再現。
超かっこいいね。

烏帽子

どこみてんだ。

型紙はえーっと……たしか工作用紙を基盤にしてブロケードを貼ったような気がします。さいほう上手はこのころ知らなかったのでせっせと縫い付けていたような気が。今だったら絶対さいほう上手で貼りますね。
設定画の独特なパターンをグログランリボンで再現。格好いいであろう。

狩衣

戸田版ロウ・ギュールの「やったゼ‼」みたいなポーズ。

上衣は「Usakoの洋裁工房」様の水干もどき型紙を購入、首元や寸法など改造して利用させていただきました。これ、いろんな応用が効きそう!!!!
http://yousai.net/nui/tomomasa/suikan.htm

初期の写真、まだ裾の模様入れて無くないか?
どうなっておる、屠自古

(かさね)のようになっている緑と山吹色の部分ですが、袖部は三段に見えるように縫い付けて固定、前垂れ部分は別パーツの垂れ(緑部に山吹色を
縫ってある)を下に佩くことで再現しました。

初々しい面してやがる。

袖先のリボン状の「露」は結ばないのが正しいらしいので、
結ばず垂らしています。
布都の装束は「狩衣」と呼ばれるもので、その名の如く、弓などの武具を扱う際ここを絞って袖まくりのような状態にするらしいです

妖怪の山で異教徒と戦った時の写真。

の部分はチャイナブロケードを使用。あまり考えないで作ったんですが意
外にイイ具合です。布のおかげかね。
でもあんまり煌びやかな布はやりすぎかなと思ったりしますが、布都だしこれくらいかー。といった感じ。
太子などと比べて、実戦向きな貴族。

 はてさてなかなかイイロケーションの写真がいっぱいありまひた。記事リメイクにあたって当時の写真を見てたんですが、まぁ化粧が旧いですねーーーー

なのでちょっとちいさくした。
太子様~!どこじゃ~!


技術的に不足な部分が多々あったが、和人形的なシルエットが出たので満足である。


次回予告

封印済作品のあとは、新しい衣装について話したい所存ですわね。



最新作のアレか、

手加減無用

もしくは最新作のアレ

クックック


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