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「note.com」ドメインを取得して思うこと

少し前の話ですが、以下のプレスリリースにあるとおり、noteで「note.com」というドメインを取得しました(これまでは「note.mu」というモーリシャスのドメインでした…笑)

そもそも「note」という言葉が非常に短く汎用性の高い単語であるため、「note.com」というドメインも価値が高く、サービス運営上の意味合いも大きいためこうしてプレスリリースを発表するに至ったわけですが、「note.com」というフラットなドメインを取得して思うのは、「note」というサービス名称は非常に不思議な名前だなあということです。

そう思ったきっかけは、最近外部の方々とお会いした時に言われたことで、「noteってビジネス系のコンテンツが多いと思いますけど、他にどういうコンテンツがあるんですか?」と言われたことです。
これは、実態と異なりますし(ビジネス系のコンテンツが少ないわけではない)、多くのnoteユーザーの感覚とも異なるのではないかなと思います。
おそらくは私がお会いする方がビジネス系のセグメントの方が多いからだと思いますが、別に認識が違っていたからどうということではなく、なぜこういう感覚を持っていただいたかということが重要だと考えています。

思うに、「note」というフラットな名称であることによって、noteという場がそれぞれのユーザーにとって見え方が異なる、シンプルでありつつ多面的な顔を持つ場所になっているのではないかということです。

noteは街に例えられることがよくありますが、それはある一つの特定の街ではなく、ある人にとってはたくさん人がいてメジャーブランド(著名人)も揃う銀座かもしれないし、サブカルやポップカルチャーが集う原宿かもしれないし、ビジネス街の丸の内かもしれない。あるいは渋谷のように、人によっては若者の聖地や流行の発信地だったり、スタートアップの集積地だったり、同じ街でも色々な見え方ができる街かもしれない。むしろ街ですらなく、牧歌的な村かもしれない。
同じnoteを見ているはずなのに人によって色々な見え方がするのが、noteの魅力だと思うのです。

noteは「note」であって、「biz-note」でもなければ「manga-note」でもないし、「essay-note」でもない。

「note.com」というフラットなドメインを取得して、あえてこの4文字ドメインでサービス運営していることの意味合いと不思議さを感じ、せっかく取得したこの名前を大事に、色々な人にとって居心地の良い場所にしていきたいと考えています。

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