令和5年度ふるさと納税の使い道報告③
しかふる1号です。
令和5年度に鹿嶋市にお寄せいただいたふるさと納税の使い道が確定しましたので、報告します。
第2弾では、指定いただいた寄附の使い道ごとに、具体的な事業への資金分配状況について報告します。
第2弾後半は寄附の使い道の④から⑥までとなります。
④その他
④は特に使い道のご指定がなく、市長の裁量で地域課題解決のための事業に使わせていただきました。
シ)災害対策経費 1,000万円
・気候変動の影響により気象災害が激甚化・頻発化しており、海沿いの街である鹿嶋市も台風などによる被害が増えてきています。
災害時の応急対策(市民宅への土嚢設置や倒木の処理など)に使わせていただきました。
ス)商工業振興事務経費 440万7,000円
・鹿嶋市内の商工業の振興を図り賑わいを創出するため、商業の担い手づくりを推進しています。
「チャレンジショップ補助金」として中心市街地への新たな店舗の出店や起業を応援する資金(新規出店2件、規模拡張1件)として活用させていただきました。
次に、ふるさと納税型クラウドファンディングを行ったものについてです。これは、特定のプロジェクトに対する応援を募ったもので、集まった寄附全額をそのまま事業の経費に使わせていただきました。
⑤犬・猫の避妊・去勢手術支援プロジェクト 161万3,000円
・鹿嶋市では、犬・猫の無秩序な繁殖を抑制し、人と動物が安全に暮らすため、また、動物の愛護と管理についての理解を高めるため、飼い犬や猫の避妊・去勢手術の一部を補助する「鹿嶋市犬ねこの避妊手術又は去勢手術補助金」事業を継続して実施しています。
鹿嶋市民の方が飼育する犬と猫の避妊・去勢手術費用の一部を補助金として支援するために使わせていただきました。
⑥鹿嶋市図書購入プロジェクト 3万5,000円
・鹿嶋市では、児童生徒の「本を読む機会」を確保するために学校図書館を整備し、全ての学校図書館に専任の学校司書を配置しています。
小中学校の図書を購入する費用として使わせていただきました。
以上が、令和5年度ふるさと納税の使い道報告となります。
より詳細な、ひとつひとつの事業がどのようなもので、何にいくら使ったのか(ふるさと納税を含めて全体でいくら使ったのか千円単位で公表しています)については、財政課がまとめてくれていますのでご参照ください。
令和5年度鹿嶋市ふるさと納税寄附金受入額等の実績 ※寄附活用状況のご紹介を参照
「ふるさと納税はモノ目当ての官製通販」とのご批判があります。確かに返礼品を楽しみにしてふるさと納税をしている方が多くいらっしゃいます。
ただ、返礼品の費用は、地元事業者に支払われているため地域経済の活性化に繋がっているのも事実です。
「モノ目当て」で返礼品だけに注目がいき、寄附の使い道が軽視されている現状は、ふるさと納税の本来の趣旨に反しかねません。
返礼品を選ぶだけではなく、寄附の使い方も選ぶことで、寄附者に寄せていただいたふるさと納税の価値が2倍にも3倍にもなると考えております。
鹿嶋市では、今後も寄附者のみなさんに喜んでいただける返礼品の充実に努めてまいりますが、同じ熱量で「寄附の使い方」も寄附者のみなさんに選んでいただけるような取り組みを進めてまいります。
今回の寄附の使い道報告も、過去、鹿嶋市が寄附の使い道の詳細をお伝えしきれなかった反省に基づいております。
今後も、ふるさと納税の透明化に取り組んでまいりますので、ふるさと納税をとおして鹿嶋市の応援をお願いいたします。
では、また、次回!
鹿嶋市のふるさと納税返礼品
鹿嶋市のふるさと納税返礼品は下記リンク先のポータルサイトで見ることができます。随時、新しい返礼品が追加されています。期間限定や数量限定もありますので、お見逃しなく!
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