見出し画像

ママ母ババ_番外編/周囲から学ぶ心の終活

赤い服ばかり着る老女

久しぶりに実家に帰ると、
ご近所事情が大きく変わった事を毎回実感する。

昔ながらの老人世帯と
老人亡き後、リニューアルした若い世帯と
両極端な近所構成になっている

実家は、老人組なので、
老人同士仲良くしている

お隣さんもお元気だねぇ。”から、
母の話は始まった。

お隣の女性の年齢はたしか90歳近く。
昔から上下”赤”しか着ないそうだ。
いつみても、上下”赤”
特に派手なタイプでも
お洒落でもない
美人でもない

ただ上下”赤”を着用するおばちゃん
ちょっとヘンテコ
そういう人だったらしい。

”でもね。最近はねぇ。とってもよく
似合うのよ。素敵なのよ。”

と母は話を終わらせた。

それを聞いた私は、
隣人が急に粋な女性に思えてきた。

自分をプロデュース

芸能人だけでなく
自分プロデュースは、可能なのだ。

ニコニコしていれば
いつも幸せそうな人

キーキー怒っていると
ヒステリックな人

笑っていれば
愉快な人

自分プロデュースの
ポイントは2つあると思う
1つ目は、
単純明快である事

”私って、こういう人だから・・・”
という説明付きはNG

2つ目は、
人生の後半が勝負

人間誰しも色々あるに決まっている
〇〇な人という一色な筈はない。

だけど、人生の後半
ニコニコしていれば、
”いつみてもニコニコとして
幸せそうだった”と語られるに違いない!

これは、あくまでも
自分プロデュースという観点での
私の見解。

夫はね”いつも不機嫌そう
だったけど、実はね
すごく、優しくて、思いやりがあって、
理解してくれたのはキミだけだった。”
って、言っていたの。
という不器用な感じも良いではないの・・・グフフ

私は、”自分プロデュース派”になろうかな。
分かってくれる人がいれば良い派”になろうかな。。。

こんな事を考えるのも
”終活”の一環だと真面目に考えています。



この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?