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#道東誘致大作戦、渋谷へ行く #道東角打ち

みなさんこんにちは!道東誘致大作戦の甘やかされ・かしこです。

我々道東誘致大作戦、砂漠を這い回る爬虫類のごとく目を爛々と光らせ、常日頃から道東を駆けずり回っておりますが、なんとこの度、東京は渋谷に登場いたしました……!

「なんでよ!」とツッコミが入ってしまいそうな突拍子もなさですが、
事を遡ればあれは1月15日のこと……

道東誘致大作戦でも来ていただいた小倉ヒラクさんがキュレータを務める、渋谷ヒカリエで開催される「47都道府県の発酵『Fermentation Tourism Nippon』展」
こちらに関するクラウドファンディングの終了カウントダウンということでツイキャスを行なっていた関係者の皆さんに前に、ぬらりと現れるあの男……。

そうです、こやつは見ていたのです。中西拓郎です。
道東誘致大作戦でお世話になった皆さんのところには必ず現れるというあの男!ツイキャスもバッチリ観覧していたのでした。

コメント欄に突如として現れた中西と、ヒラクさんの間でトークが盛り上がり、あれよあれよという間に「道東チームも展示に遊びに来てよ!」という顛末に。やったー!行きます!

というわけで展示に遊びに行くことは決まったのですが、
ただただ遊びに行くだけじゃあテトリス集団の名が廃ります

ヒラクさんのご好意により、なんと道東中の発酵にまつわる食品を持ち寄り、角打ちイベントを開催させてもらえることに……!

こうして冒頭の「なんとこの度、(道東誘致大作戦が)東京は渋谷に登場いたしました……!」に繋がるわけです。
というわけで、その時の様子をご覧ください!

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「角打ちをやるぞー!」と意気込みましたが、道東誘致メンバーは食べ物や飲み物を作っているメンバーがいるわけではありません。
道東誘致メンバーがいつもお世話になっている方々が協力してくださり、道東中の豪華発酵食品が集まりました!
当日のメニューをご覧ください!

アルコール・ノンアルコール一覧

フード一覧

どうですか……!この素晴らしいラインナップ。
この組み合わせが渋谷に集結するって、ちょっと、すごいことなんじゃないでしょうか。

d&department, d47 museumスタッフの皆様に手伝っていただきながら、会場設営も完了。いよいよ開幕です!

今回の角打ちの言い出しっぺの1人である中西拓郎もハッピを着込んで準備万端。今回たまたま出張でいらしてくださった環境ダイゼン窪之内社長も一杯目を煽ります。

さて。渋谷で道東×発酵というニッチなテーマ……どれくらいお客さんが来てくれるのか心配です。せめて15人くらいは来てくれますように……。

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一同そう願いながら恐る恐る開場すること、10分後の景色がこちらです。

いや、めっちゃ来てるし!!!!!!!!!!!

マジでありがとうございます!嬉しい!しかしこれ、在庫足りるのか……。
「赤字にはならなそうだ」とホッとする反面、次なる不安・オペレーションの洪水が襲ってきます。
普段PCかハンドルの前に座り続けている我々、突然の飲食業オペレーションにぶち込まれて大慌て。

「47都道府県の発酵『Fermentation Tourism Nippon』展」キュレーターであるヒラクさんも盛り上げ役として会場でアナウンスをしてくれます。
ヒラクさんは今回の展示の取材として標津に来てくださり、鮭丸々一匹の塩漬け「山漬け」を大絶賛。今回の角打ちにもおつまみとしてお出ししています。

そして釧路からはクスろ名塚ちひろも参戦!
代表を務めるゲストハウスコケコッコーでは最近クラフトビールの提供も始めたということで、オペレーションが手慣れている……!
彼女が持っているのは日本最東端酒蔵「碓氷勝三郎商店」さんが誇る幻のお酒「北の勝 搾りたて」。
こちら、かなり希少な商品で、ほとんど根室市内で消費されてしまうとのこと……!

そしてこちらは強力な札幌からの助っ人・谷翔悟
彼は生粋の酒好きで、地酒にめっぽう詳しく、接客も素晴らしいのです。今回は札幌から来てくれました!本当にありがとうございます!

そんな彼が持ってきてくれた私物の「厚岸ウイスキー 第3弾ミズナラ」を、今回は特別に振る舞ってくれることに!

他にもこんな綺麗なブルーが特徴の「流氷ドラフト」だったり、釧路市唯一の酒造「福司」から「みなニコリ」というヨーグルトリキュールも登場いたしました!

真ん中が「みなニコリ」。(出典:クスろ港

ソフトドリンクは三ツ町クラフトの「十勝夕暮れコーラ」をご用意。

綺麗な琥珀色です。お味もスッキリ美味。
ドリンクのご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございました!

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30分も経つと、あっという間に会場は満杯に……!

事前に用意していたおつまみセットも、もはや売り切れ寸前。
だってぜったい美味しいもんなあ……(接客が死ぬほど忙しくて全然食べれませんでした)。

紋別市のレトロでイカした繁華街「はまなす通り」の主とも言われる、桒原務緒さんからご提供いただいたぶりぶりのホタテ……!それを山わさびや紋たれでいただきます。

こちら、オレンジ色の服を着ている男性は「標津サーモン科学館」の副館長である西尾さん。
・山漬け(鮭の生ハムみたい)
・めふん(鮭の腎臓の塩辛)
・粕漬けの筋子
・ちゅう(鮭の胃袋の塩辛)
・飯寿司
という標津町のみなさんがご協力してくださり実現した豪華珍味を1セットにして、ご提供。
西尾さんが会場の皆さんに説明をしてくださっています。

そして足寄にあるしあわせチーズ工房さん自慢のハードチーズ、幸(さち)の8ヶ月熟成と18ヶ月熟成の食べ比べもご用意させていただきました!
日本では珍しい羊のチーズも大人気でした!(当日の様子がなくて申し訳ないです……)

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こんな形で、東京のど真ん中でイベントができるなんて、声をかけてくださったヒラクさん、d47 museumの皆さん、いつも私たちを応援してくださっている道東の諸先輩方のおかげだなあとしみじみ。

(そして、北海道は標津のことも載っている展覧会公式書籍「日本発酵紀行」もチェックよろしくお願いいたします!)

来ていただいたお客様の表情も、笑顔ばかりでとても嬉しかったなあ!
このお客様の表情で、どんなにドリンクもフードも素晴らしかったか、お分りいただけると思います!わかって!

イベントが終わった後は、大人数でイベント後は、近くの居酒屋で打ち上げを。ヒラクさん、お疲れ様でした。

そしてもう1人、今回の立役者である吉田さとさん。
なんと、GWに行われたシンカイ1周年イベントで道東チームと会って、わざわざ東京までお手伝いしにいきてくれたんです。また誘致してしまった……。本当にありがとうございます!

来場者数は2時間でおよそ100名以上。会場外まで人が溢れるほどでした(東急さん、本当にすみません……)。
渋谷というアウェイな空間で、これだけ多くの方に来ていただき、あたたかいお言葉をかけていただき、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです!
ご協力いただいた皆様に、改めて大きな感謝を!ありがとうございました!今後とも我々をどうぞよろしくお願いいたします!

また東京でイベントできたらいいなあ。今度はEXPOレベルで。

Photo by Kazushige Nozawa

最後まで読んでいただいてありがとうございます! コメントなど、ご意見もいただけると嬉しいです。 いただいたご支援は、大好きなおやつカルパスとこんぶのお菓子の購入費に充てたいと思います。