おとめ座が強い子のお話

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乙女座が強い子のお話

お疲れさまです。子育てに迷うお母さんに星占いで役に立ちたい人、育児心理相談師の香椎万弥です。

乙女座の子のお話だからといっても9月生まれさんはみんなこんなふうに育ちますみたいな単純なことではもちろんないです！

そのお子さんが生まれたそのときその瞬間の空の星の配置を見ながら、お母さんの持っている星の要素のお話しなんかも合わせていますから本当にその子だけの特別なお話しです。

関わり方のお話しや親子の関係づくりについては共感していただけるかなと思いますので、そういう視点で聞いていただければいいかなと思っています。

いただいたのはしっかり者で几帳面なんだけど、兄弟たちよりも人づきあいが苦手そうなお子さんについてみて欲しいというご連絡でした。

この子はお母さんにうかがってた事前情報のとおり、しっかり者の几帳面さと真面目さが見られてホントだ！根っからなんだ！とみえて嬉しくなりました。

この子は自分自身がきちっとしていることが好きな人でした。
自分自身のやり方にプライドを持っているし、自分自身をよりよくあろうと律することのできる人という印象です。

周囲のちょっとしたところにまで目の行き届くような細やかさがあり、周りからもその責任感の強さとまじめさで頼られ尊敬されるだろうなと感じました。

ただ、人は人・私は私と割り切りにくい優しさも持っている人なので、人に頼られることでもっと手をかけたい自分自身へのケア、自分の特別ていねいにやりたいことを後回しにしてしまってつらいんではないかなと思われました。

ここまではできていて当然、できるのが普通、と感じる部分が実は高い！というところは年齢を重ねないと気が付きにくいだろうなと思いますし、この子はシンプルな仕組みにふれていると落ち着くタイプな分、複雑な要素のある人付き合いには苦手意識を持ちやすいかもしれないなとも思えました。

細やかに堅実に毎日の生活に取り組めるというのはものすごい才能ですが、それを頼りにされることで、私の能力ばかりを見て私自身を好きになってもらえないというふうに考えるようになってしまうと、それは辛いなあと…。

そしてお母さんが明るく親しみやすさのあるおおらかな人で、お子さんが悩んでいるときには「少々きちんといかなくっても大丈夫よ」という姿勢でいられることがすごくお子さんにとって力になるだろうともお伝えをしました。

ご連絡くださったお母さんは、「もっと寛容になってほしいと思ったけど自分のペースを維持できるというのもすごい才能だと分かってよかった」と言ってくださったのがうれしかったです。

お母さんひとりで子どもの未来をしょわないで

お母さんと言うのは、お子さんを育てていくうえで「このままでいいのかな？変えさせた方がいいのかな？」「甘やかしていないかな？」「この子が将来困ることにならないかな？」と考えてしまいがちです。

でもそれで当然ですよね。

自分の子どもにはなんとかして幸せな大人になってほしいし、社会に出て苦労してほしくないからです。親の愛ゆえです。「すこしでも、ちゃんとした大人になってほしい」。

ちゃんとした大人なんて実は幻なんですが、親としてはその幻が欲しくなってしまいます。親は分かってない！と言ってた子どもも親になればそのジレンマに触れる瞬間があるでしょう。

そうした幻に付きまとわれるとき、この子の欠点や短所はある意味では長所にもなるのだという事実は少し親子関係に冷静さを取り戻してくれます。親としてこの子を躾けなければならないという気負いから解放してもらえるはずです。

しつけは全く必要ないものではないのですが、お互いに地球市民してというのか…デカイ話がすぎますか。一緒に生きていく上で、必要なルールは確認しあおうねって気持ちぐらいで親子付き合っていけるといいんですよね。

…それでいきたくても「お母さんからもちゃんと言ってくださいね！？」みたいになんでもお母さんのせいにする社会も変わってほしいな。

そんな私に、もしよろしければご連絡ください。今取り組んでいる【子育ての役に立てるよう星占い育児相談を受け付けています】という記事からとんで、ぜひ、ご活用ください。