はじめに
ツール紹介の3回目となる今回は、ActingのWOOPというツールを紹介する。
変化を推進するActingに相応しい実行性を高めてくれるツールだ。
WOOP
WOOPは、Wish(願い)、Outcome(結果)、 Obstacles(障害)、Plans(計画)の頭文字をとったワークで一人でもできてお手軽なのに、効果が感じられる非常に優れたワークだ。
私も、書籍執筆の際には、WOOPを何度か行いタスクをこなしながら、(編集者の方や関係者のみなさまのご尽力あってこそではありますが)校了までたどり着いた。
頭文字の内容に沿って、一つ一つ書き出すことで状況を整理し、実現可能性を上げられるのがこのワークの良いところだろう。
特に、実行時の障害とそれに対する対策をあらかじめ検討に入れておくことがフレームワークに組み込まれているのは有用だと感じている。
私の場合だと毎回のように、障害になりそうだと想定していた事象が生じてしまっていたため、その対策もセットで発動することになったが、あらかじめ想定している分、リカバリーも早く、タスクをこなせる結果を生み出してくれた。
やり方
以下に、ツールキットに記載のやり方を紹介する。
そのほかのツールキットも知りたい方は、下記の書籍もご参考いただきたい。
そのほかのツール