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海事都市尾道で小型船舶免許

 試験に合格する気分っていいもんです(^_^*)

 9日から4日間、海事都市・尾道のシンボルでもある尾道海技学院に通って海上交通のルールや海図、天気図の読み方、操縦実技など学びました。

 10日にひとまず二級小型船舶操縦士試験に合格、本日12日に一級試験もなんとか合格することができて、8月には免許証が手元に届く予定です。

 仕事で漁業やプレジャーボートなどの話題も扱ったことがあり、必要に応じて知識を身につけてはいても断片的で、なんとなくスッキリしない気分でした。試験対策の指導が中心とはいえプロの先生に初歩的なことから専門的なことまでなんでも質問できて勉強がはかどりました。

 後半2日間、上級科目を担当された島崎誠先生は若い頃の日魯300トン型の大型マグロ延縄漁船から始まり、カツオ一本釣り、商船にも乗船歴のある大ベテラン。83歳とは思えぬほど若々しく、エネルギッシュな講義で海図上での方位、距離の算出方法など懇切丁寧に指導してくださいました。

 勉強するなら東京近郊にもたくさん教室はあるわけですが、長い時は1日9時間の予定が詰まる短期集中コースですからホテルも安く手配してくれ、送迎バスもある海技学院は楽チンです。市毛良枝さんや近藤真彦さんら芸能人もお忍びで受講したそうで、この世界では有名な学校です。

 知り合いの船乗りや漁師からも「尾道で学校に行ったよー」という声もよく聞いていましたし、実際通ってみて平日も週末も講習や試験のためやってくる若い船員さんらで賑わっていました。意外な発見です

 海技学院には、求人票も掲示されていて、案外悪くない待遇です。コロナで失職して困っている人も大型船舶に乗る海技資格や小型船舶のライセンス持っておくといいかもしれませんね。

 免許取ったからといって、クルーザーや漁船を持っているわけでもありませんが、これで私も「海の男」の一番端っこくらいに立てるわけです。16歳で自動二輪免許を取ったときと同じくらいワクワクしています(^_^)v

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