第3話-ペンギンソルジャーのドキドキラブズッキュンワールド

ドキドキドキドキ

ドクンドクンドクン

まるで、バケツドラマーが渋谷の街をジャックするような音だ。

ゲビン「前越さん僕と付き合ってください!!!!僕はこれまでペンギンソルジャーとし一人孤独に戦ってきました。しかし、今は誰かの支えが必要なんです。だから、だから付き合ってください!!本当に誰でもいいんですが、誰でもいい中では前越さんが一番でした」

前越さん「は!?あなたペンギンでしょ?私はね、ペンギン嫌いなの!この前のユーチューブで言ったのも見てない?あと私は龍角散よりも、ミルキーが好きなの」

ゲビン心の声「なんでなんでだ??俺がペンギンソルジャーなのは周知のことだ。しかし、龍角散を持っていることは誰にも話ていないはずだ、、、おかしい何かがおかしい」

そう、この時ゲビンは気づいていなかったのだ。ゲビンは告白する10分前に魔物撃退のため龍角散を食べていた。だが歯磨きをするのを忘れていたのだ。痛恨のミーーース

前越さんがゲビンにミルキーを無言で差し出す。

ゲビン「ありがとう!!ミルキーはママの味っていうもんね。」

パクリ!!ミルキーを口にほおばるゲビン

ビキューーーーーーーーーーーーーーンジョリジョリーーーーーーーーー

ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ゲビン「貴様ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

その日、ゲビンの悲鳴が泣き止むことはなかった。



前越さん「はーあ、今日もユーチューブの撮れ高よかったな」



著者「ゲビンの初恋、とても甘酸っぱいなー。僕も、ファーストキスは思いもよらない場所だったし、人生何があるか分からないね。そして、何とか今回も乗り越えることができた。ふー毎回精神を削りながら書くこの連載、いけるところまで書いていくぜ。みんなついてきてくれよな」

次回「ケビンと虫歯と秘密の扉」


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