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『補助金』に失敗しないために、最初に知っておきたい助成金や給付金との違い

こんにちは、ぽんさんです!

「補助金って申し込んだら誰でも使える?」って思っていませんか?

実をいうと、補助金は申し込んだら誰でも使えるわけではないんです・・・

2020年のコロナ渦で、いろんな給付金とか助成金が出てきて、多くの会社が国や自治体(市町村)からお金をもらうことができましたね。

「補助金」というのがあるのを知って、使えるものなら使いたいと思ったのではないでしょうか。

そんな方に向けて、補助金をしっかりと活用するために、知っておきたい助成金や給付金との違いについてまとめてみました!

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本記事は補助金と助成金・給付金との違いを説明して、申請するときに注意しないといけないことについて紹介していきます。

1:勘違いされやすい補助金の目的とは

そもそも国は、がんばる中小企業に対して成長・発展していくことを望んでいます。

そのために、国は統計をとったり調査をしたりして、中小企業がどんな取り組みをすると成果が上がりやすいかを分析しているんです。

こうした分析の結果から、成果の上がりやすい取り組みを後押しするために補助金は用意されているわけです。

つまり、”国が考ている”成果の上がりそうな中小企業の取り組みに対して、お金を使って支援する制度が補助金というわけですね。

ここでいう中小企業とは、個人事業主も含まれます。

>補助金の種類ごとにテーマがある

ちなみに、補助金は国が支援したい取り組みを後押しするために用意されているので、補助される範囲は限られているんです。

補助金には種類ごとにテーマがあります。

その、テーマに沿った取り組みが補助される対象となります。

つまり、誰でも、どんな取り組みでもお金がもらえるというわけではないんです。

例えば、2020年の主な補助金のテーマを見ると下の表のようになります。

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これはざっくりとしたテーマとなっていますが、実際にはもっと具体的に取り組み内容や条件が決められているんです。

このあたりの話は、後日アップする予定のこちらの記事をご覧になってください。
Coming soon・・・「補助金ごとに違うテーマについて」

2:補助金の申請は事業計画書が必要で審査がある(助成金・給付金との違い)

補助金に近い制度で助成金や給付金という制度があります。

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2020年の代表的な補助金と助成金や給付金には上の表のようなものがありました。

どれも同じとイメージされている方が多いですが、大きな違いがあります。

「補助金」は、補助金の目的やルールに沿って申請書と”事業計画書”を作成し、審査で採択されたらお金を受け取る権利が発生します。
※採択とは審査が通ったことをいいます。

「助成金・給付金」は一定の要件があり、要件を満たした会社が申請をしたらお金を受け取ることができます。

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つまり、助成金・給付金は要件さえ満たしていれば基本的にすべての会社がお金を受け取ることができます。

一方で、補助金は審査を通過しないと使えないため、すべての会社がお金を受け取れるわけではないんです。

申請などの手続きに用意しないといけない書類も違ってきます。

助成金・給付金は決まった書式に決められたことを記入して、必要な書類を提出するだけでいいんです。

一方で、補助金は申請書と一緒に事業計画書を提出しないといけなくて、事業計画書は審査に通るようにしっかり作り込まないといけないんです。

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補助金に採択されるための事業計画書の書き方について、後日記事をアップする予定です。こちらの記事をご覧になってください。
Coming soon・・・「補助金に採択される事業計画書の書き方」

3:補助金でよくある失敗事例

借入と違って、返さなくてもいいお金をもらえる補助金はみなさん興味がありますよね。

補助金をしっかり活用するために、絶対避けたい失敗事例をいくつかご紹介しますね。

>やりたいことが補助金の対象になっていない

補助金のテーマだけネットで見て申請しようとしたら、使える内容ではなかったという話がよくあるんです。

この場合、ほかに使えそうな補助金を探したり、補助金の内容を国が公表している情報で確認してみましょう。

補助金の情報収集については、後日アップするこちらの記事をご覧ください。
Coming soon・・・「補助金の早く正確な情報の集め方」

>事業計画書の書き方がわからなくて申請ができない(採択されない)

はじめて補助金に挑戦する人の中には、思ったよりも大変そうだな・・・とあきらめる方も多いのではないでしょうか。

また、あきらめずに挑戦する人でも、事業計画書の書き方がわからない人も多いようです。

事業計画の書き方については後日アップするこちらの記事をご覧ください。
Coming soon・・・「補助金に採択される事業計画書の書き方」

>発注や支払のタイミングで補助金が使えない

補助金は一年中公募されているわけではないので、公募期間中に申し込まないといけないんですね。

仮に採択されても、「いつからいつまでに」と発注から納品、支払までを終わらせてくださいといった感じで期間が決められてしまうんです。

ですから、申請する前や採択される前に、すでに支払ってしまった取り組みは補助金の対象外となってしまいます。

この場合、補助金の申請からお金を受け取るまでの流れを理解しておくことが大切です。

補助金の申請から補助金を受け取るまでの流れは、後日アップするこちらの記事をご覧ください。
Coming soon・・・「補助金の申請からお金を受け取るまでの流れ」

>補助金は後払いだからお金がなくて使えない

基本的に補助金は後払いで、採択されてもお金を受け取るまで立て替えて支払っておく必要があります。

また、全額が補助される補助金は少なく、自己負担分は用意しなければいけません。

この場合は、銀行に相談するなど、立替払いができるようにお金を用意しておきましょう。

高額の補助金になると、補助金でもらえる部分は融資してもらえることがあります。

場合によっては、自己負担分も融資してもらえることもあります。

いずれにしても、銀行には審査がありますのでご参考にしてください。

ここまで、よくある失敗例についてご紹介しました。

補助金に挑戦される方は、確実にお金を受け取れるようにしっかりと確認してみてください!

補助金の詳細を確認して申請に挑戦しよう!

今回は助成金や給付金との違いとともに、基本的な補助金の制度について紹介しました。

いざ補助金に挑戦するとき困らないように、ブログ記事の全体像とポイントをおさらいしておきましょう!。

◆補助金の内容を知るためのポイント◆
・補助金は国が支援したい取り組みを後押しするためにある
・補助金は誰でもどんなことでも使えるわけではない
・事業計画書が必要で審査に通らないと補助金は使えない
・採択される前に支払ってしまったものは対象とならない
・補助金は立替払いが必要で後払い

今回の記事は、補助金の基礎知識を知り、補助金挑戦に向けた第一歩でしかありません・・・

次回は、知らなかったからタイミングが合わず補助金が使えなかったということがないように、補助金の申請からお金を受け取るまでの流れについてご紹介いたします!ぜひご覧ください。

【次回記事】知っておきたい『補助金』で失敗しないための、申請から入金までの流れ

今後、補助金の正確な情報収集の仕方や補助金の事業計画書の書き方などについて記事をアップしていきます!

当記事が少しでも役に立てたら幸いです。


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