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イライラする それ中医学で説明します

今日は違う話を書こうと思っていたのですが

私自身久々にイライラしているので実況中継でお届けしたいと思います。

イライラする時ってありますよね。

今日は新月で低気圧で、もうイライラの準備万全。

おまけに我が家には受験生がいて今週末は

大学入学共通テストの日なんですよね。

ハイハイ。わかっています。

一番大変なのは娘なんです。

でも顔をみると言わなくてもいいことを言いそうになるし

多分自分自身で気づかないうちにしばらく前から

いいお母さんを演じていたのか

なんか我慢をしていたみたいで

本日のタイミングで私はイライラ爆弾が爆発してしまいました。
(すみません。至らない母親で。)

でもこのタイミングで皆さんと「イライラ」を

中医学的に理解したいと思います。


中医学では不調を五臓に分類します。

五臓は「肝」「心」「脾」「肺」「腎」で

これらはみなさんが通常触れている医学(西洋医学)と

共通の部分と異なる部分があります。

「肝」肝臓とほぼ同じ

「心」心臓だけではなく循環器全般 血管、脳なども含む

「脾」脾臓だけではなく消化器全般 口から大腸まで

「肺」肺とほぼ同じ

「腎」腎臓だけではなく生殖器、泌尿器も含まれる

というわけですが様々な感情もこの五臓に分類されます。


イライラは「肝」に属します。

「肝」の感情は「怒」と言われていて

怒るというよりは自分ではどうにもならないような

打ちひしがれた感情と言われています。


「肝」には竅(あな)があってそれは目に開いている。


「肝」の調子が悪くなると目の調子が悪くなる。

ドライアイがひどくなる。

目が霞む。


「肝」は「筋」も主(つかさど)ると言われているので

足もつったりまぶたがピクピクしたりする。

肩や背中の筋が異常に張ったりする


こんな話をお客様にするとみんな

「どうしてわかるんですか!」とか

「すごい当たります!」とか

おっしゃるんですけど透視でも占いでもないんです。


2000年も前から人間の体ってこんな風になっているって

中医学の先人達はわかっていたんですね。


で、私ごとですが

数日前から目の調子が悪いことは気づいていました。

いつもが見えるサイトの文字が見えづらいって思っていました。


人のことは手にとるようにわかっても

自分のことって本当にわからないものですね。


本日イライラしすぎてやっと気づきました。

慌てて漢方飲んでちょっと落ち着いて来ました。


本日イライラしている皆様。

今日は新月です。

感覚が研ぎ澄まされて敏感な人はイライラしやすいと思います。

北海道地方低気圧が近づいています。イライラしやすいと思います。


「肝」が好きなことがあります。


のびのびすることです。

ゆるやかな服を着て

髪をギュッと結んでいる人は解いてください。


「肝」が好きな味があります。


「酸」すっぱい味です。

酢の物とか柑橘系の果物とか食べてください。

爽やかな香りも「肝」は喜びます。


40代になると「肝」か衰え始めます」

中年がイライラしやすいのはこのせいです。

(自省の念も込めて)


まずはイライラしている自分に気づき

イライラしている自分を認めて

イライラしている自分を優しくケアしてあげましょう。


明日になったらもう少し落ち着くかもしれない。

今日はひとまず原因から離れましょう。(笑)


私はみかんがなかったのでとりあえずリンゴを食べます。

(あ、イライラしている時は消化能力も落ちているので

食べ過ぎに注意です。やけ食いとかは厳禁です)


まとめ

●イライラは「肝」の疲れ

イライラすると「肝」が疲れる。「肝」が疲れるとイライラする。

●「肝」のセルフケア

ゆったりする

酸味のものを食べる

いい香りを嗅ぐ、いい香りのものを食べる

●イライラする自分に優しくしてあげる

とりあえず原因から遠ざかる。明日は明日の風が吹く。

●食べ過ぎ注意


ではまたね。



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