日本の冬において

日本の冬は雨になる日数(雪はカウントしないとすると)が少なく、非常に乾燥します。そのような中で傘はほぼ使われないアイテムです。
ただし、冬場に雨が降ってしまうと傘なしではちょっと過ごしにくいのも事実で、冷たい雨にさらされるリスクを考えると、冬場に傘をしまってしまうのも難しいのです。

実際に玄関に置きっぱなしの傘がささっているご家庭も多いのが現実だとは思いますが、やはり冬場の傘は片づけられるならば片づけたいアイテムだと思います。
夏場に使用した傘にシャワーを当てある程度汚れを除去した後、陰干ししてちゃんと夏物と一緒にしまい込む。この流れがベストではあります。そして、きちんと乾かしておかないと錆の原因にもなるので、しっかりと乾燥するのが前提ですが、乾燥さえしてあれば、しまい込んでも傘の劣化は1年単位程度ではほとんど進みません。

冬には最低限度の傘数本だけを出しておいて使用する。恐らく、使用されるのは一冬に数回ずつという結果となることが多いと考えられますから、やはり冬場の傘は出来るだけ片づけることをお勧めします。

と言いますのも、日本において傘は玄関に置きっぱなしというご家庭も多く、つまりは雑に扱われています。そして、実際に何本のストックがあるのか知らない人がほとんどで、なくなった時にはじめて買い足さなくてはと考える程度です。

もちろんこのような扱い方は人それぞれではありますが、洋服同様に傘も季節で出したりしまったりするようにしますと、季節ごとに必要本数と傘のメンテナンス状況が見えやすくなり、傘の価格の高くない時期に買い足したり、使いつぶした傘を処分したりしやすくなります。

特に冬は傘を必要とする機会が少ない季節ですので、現在お持ちになっている傘を総点検して、何が必要か、どれを処分すべきか考えやすい絶好の時期となります。やはり、夏場に使用中の状況では、断捨離も進みませんから、冬の大掃除と同時に傘のチェックをしてみてはいかがでしょうか?


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