真夏に涼む(百人一首企画)
今回は、フォロワーさんが参加していた百人一首企画に便乗します。
いつもは自由に短歌をつくっていますが、今回は冬の恋のうたです。
真夏に冬のうた。趣深いですね。
主催は三羽 烏さんです。
季節知る 道ゆく人の 首元で
今宵は一人 雪降れ都
説明
恋(愛)の歌、ではありますが、終わった恋のうたを作りました。
上京して初めての冬。
雪が降らない街で、どうやって冬を知ればいいのか。寂しさが募ります。
肩肘張って一人。恋も破れて一人。
道ゆく人々の首元を見て冬を感じとる日々。
温かそうな様子をうらやましく思ったり、強がったり。
ふと故郷を思い出して「雪降れ」と空を見上げますが、やっぱり空も心も灰色なんです。
ひんやりしていただけましたか?
ではでは、良い一日を!
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