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阿呆の阿は…

阿Q正伝

wikipediaの説明では阿呆の阿は『阿Q正伝』の阿と同じようです。
~ちゃんとか~さんとかいう意味です。
ちなみに『阿Q正伝』は中国の作家魯迅の小説です。
定職も学もない男が、革命の噂に憧れを抱いた顛末らしいです。

阿羅漢

今日まで羅漢という言葉もあることから、私は阿呆の阿と同じで阿羅漢という言葉は羅漢さんくらいの意味と思っていましたが、逆でサンスクリット語: अर्हत् , arhat(アルハット)に由来していて阿羅漢という言葉ができて、その略で羅漢という言葉ができたようです。

阿吽の呼吸

wikipediaの説明では古代インドのサンスクリットの悉曇文字(梵字)において、a(阿)は全く妨げのない状態で口を大きく開いたときの音、m(hūṃ、吽)は口を完全に閉じたときの音であるそうです。
つまりまさに「ア」と「ン」のことです。
「ア」~「ン」ということですべてという意味らしいけど五十音順で日本と古代インドにシンパシーがあることにちょっと奇蹟を感じたりします。
どうでもいいけど阿の字が使われている熟語はサンスクリットの音訳が多い気がする。
阿羅漢、阿吽、阿修羅、阿闍梨…

阿国

これは「ア」じゃなくて「オ」と読みますね。なんで彼女が歌舞伎を踊り、京都に出たかを大河ドラマか朝ドラでやれば面白いではと思ったりします。
歌舞伎ってもともとは女の人の物だったと思うと、女歌舞伎の復活も今の時代ならいいのかもしれませんね。

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