5月応用試験やってみます⑤
今回は応用の最終問題、相続・事業承継をやってみます。
※正解したい問題を〇、少し難しい問題を△、難しい問題は✖とします。
問63 ①⇒✖ ②⇒✖
小規模宅地の特例の問題です。
賃貸部分を貸家建付地として計算できるか、特定居住用・特定事業用・貸付事業用のいずれかを単独適用する場合、特定居住用と特定事業用を併用する場合、貸付事業用を併用して小規模宅地等の特例適用を受ける場合の限度面積を考慮して特定居住用・特定事業用・貸付事業用を併用する場合の計算ができるかなどあらゆる知識をフル活用しなければなりません。
また、計算過程での部分点は考慮されないので難しい問題だと思います。
問64 ①⇒〇 ②⇒△
納付する相続税額に関する問題です。
法定相続人の人数が分かるか(養子は実子がいる場合は1人まで法定相続人とする)、孫Eさんの相続税額が2割加算の対象であると分かったかがポイントです。②は簡単ではない問題ですが計算過程を記入でき、部分点が期待できるので△の問題としました。
問65 ①⇒〇 ②⇒△ ③⇒〇 ④⇒〇 ⑤⇒〇 ⑥⇒△ ⑦⇒✖ ⑧⇒〇
配偶者居住権と自筆証書遺言に関する問題です。
テーマ自体はなじみがあり、内容もある程度理解されている方がほとんどだと思いますが僕は②は「生存」⑥は「土地」と回答し、⑦は初見で分かりませんでした。他の空欄部分は基本的なことなので正解したい問題です。
配点は分かりませんが問63と問64の①②が各3点、問65が各1点とすると計20点です。
△の問題をすべて間違えたとしたらこの相続・事業承継分野は応用では最も難しく得点は8点でした。
これで応用試験が一通り終わりました。
点数を合計すると
・ライフ:16点/20点
・金融:17点/20点
・タックス:16点/20点
・不動産:20点/ 20点
・相続・事業承継:8点/20点
⇒ 合計:77点/100点
基礎編が66点でしたので仮に5月学科試験を受検していたら143点でした。
今回の学科試験を総括させてもらうと難しさは僕が受検した昨年9月試験と変わらないと思いますが合格率は15%ほどだったのでこの5月試験に合格された方はレベルが上がっていると思います。
合格された方はきんざいやTAC等のテキストや問題集を丁寧に反復、過去問の無料解説サイトやYouTubeやSNS等を活用され、結果、基礎編の定番問題を正解し、応用問題では7割以上得点されていると思います。
やるべきことは地道なことですがやれば合格できます。
9月試験まであと60日ほどですので受検される方はすでに勉強を始められていると思います。
体調に気をつけ、頑張ってください。応援しています!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?