2023.08.28

締め切りに追われている。

なんとも売れっ子作家のような書き出し。格好つけすぎました。出したいなと思っている文学賞がぎゅっと詰まっているだけの話です。

短編のくくりになるその文学賞はせいぜい4000文字程度の字数制限で、私が得意とするジャンルなのでぜひとも実力をはかる材料に挑戦してみたい! と息巻いたのは良いものの、いざ書き始めたら4000文字で抑えるのが大変。文字数が少しばかり多くなってしまったが人称を変えたらいい具合になるだろうかとリライトしたら5000文字になった。削ることを良しとできずnoteに公開することにした。先日あげた「私のオトモダチ」がこれです。

そんなこんなで一つ目の締め切りがあと3日しかないというところまで来てしまった。週末は関東に行く予定があったので、行きと帰りの新幹線の中でだいぶ書くことができると思っていたら思った以上の疲労で爆睡をしてしまったし、帰宅してからその分を取り返そうと思ったのにあれやこれやと準備をしていたらいい時間に就寝してしまい、今に至る。

先ほどなんかいい感じのネタが浮かんで形になりそうな予感がしているので、こんなものを書いている暇があるなら絶対に原稿を進めたほうがいいと思う。

原稿を書いていないときは「何も書けない、生み出せないなら生きている価値がない」と病み、書いているときは「これを書いていて何になるんだ。誰が嬉しいんだ」と病み、書きあがったら「なんてつまらない。才能のない人間は筆を折ったほうがいい」と病む。この最悪のループを抜け出すためには本当に書くことをやめるか、価値を見出してもらうしかない。何年も書くことをやめられていない時点でこれは病気なので、後者を得るしかもう方法がない。

今年の初めに憧れの人に「書く力がある」と言っていただけたこと、それだけを胸に生きていたが「力があってもそれをうまく使えない時点で意味がないんだよな」というフェーズに来てしまったのでどうにかなりたい。今の足掻きがきっと半年後の人生を変えるのだろうと思うので、頑張りたい。

とりあえずこれを読んだ超能力者の方がいれば、数日私以外の時間を止めてもらえませんか。

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