2023.01.24

自慢では無いがとてもじゃないほどマイナス思考で生きている。幼い頃からそうだったか? と振り返るとそうでもなかったと思う。いつからだろう、それはあまり思い出せない。

私は色んなものに自信が無い。
頭の良さや言葉の選び方、仕事のスピード、性格の良さ、会話の楽しさ、運動能力、歌唱力、見目形に至るまで全てに自信が無い。自分を肯定できるものは何も無い。
それでも何かを書いて吐き出すことだけは辛うじて呼吸がしやすく、ずっと続けている。それを誰かに伝えることや届けることを考えながらも、誰が嬉しいと思うのか、楽しいと思うのかが分からない。誰かの時間を奪うだけの行為なのではないかと思い公開しては消し、公開しては消しを繰り返していた。

昨年末から誰かに読んでもらうという機会が増えた。意図的に増やしたという言い方もできるかもしれない。きっかけのようなものが欲しかったのだ。文章に対して興味の薄い友人しか周りにいないため、読んでもらうことが出来ずにいた。読んでもらえても、納得のいく感想を貰えずにいた。(後者は単なる私のわがままかもしれないが)

そんな中での出会いというか交わりのようなものはとても貴重だった。
その人たちが優しい人だったことは前提として大いにあるが、前向きな言葉をたくさん貰うことが出来た。私の紡いでいるものが無価値ではないかもしれないと思えた。
趣味の範囲を出ない作品ばかりではあるが、踏み出す大きなきっかけを貰えたと今を噛み締めている。

とある芸人の言葉を借りるなら「お前のこと誰が好きなん?」と問いかける日々だったのだが、「誰かは良いと思ってくれるかもしれない」くらいには前向きになった。なれた。

なのでまた、noteにも小説などをあげていこうと思う。反応の数は気にせず、生きた証として残しておくことも大切だと思うので。少しわがままを言うならば、「読んだよ」程度の声をかけてくれると嬉しい。きっとあなたのためにまた書こうと思えるので。

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