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「遅々として進まない原稿」問題はどこで起きるのか(書けない理由)

はじめに

書けない理由は、人それぞれ。
特効薬はなさそうです。
追い込まれて、心ふさがれると、
「なぜ、つらいのか」にさえ迷うのに。

知りたいこと

せめて、どこで「転んだ」のか知りたい。
工夫したり、省いたり、立ち向かえるから。
どうしても「苦手」なら、あきらめもつきそう。

考え方

思いつきが「かたち」になって、
新しく生まれるまでには、長い流れがあります。

「印刷」に至らない「原稿」を「遅々として進まない」と考える

分けてみると、14工程もありました。
ひとまず、前半を「書く仕事」だとします。
(後半でも、なんやかんや書きますけどね)

やってみた

遅々として進まない原稿。
問題はどこで起きるのでしょう。
「つらかった思い出」をふり返ると――

1.始まらない|構想・計画でつまずく

何も思いつかない
どうすればいいのか
やる気が出ない、元手もない

書けないときの気持ち

役に立ったもの:

パッと引けて便利です。
いのちをだいじに。

2.進まない|契約・収集でつまずく

見えない、伝わらない、あやふやだ
厳しい、怖い、動かない
探せない、集まらない、揃わない

書けないときの気持ち

役に立ったもの:

じつは、出版契約書も載ってます。
洗練されたオーソドックス。

3.まとまらない|制作・編集でつまずく

増えない、伸びない、広がらない
ごちゃごちゃ、ばらばら、ぐだぐだ
選べない、捨てられない、片づかない

書けないときの気持ち

役に立ったもの:

どう悩んでもいいんだと分かる。
心の「つっかえ」を探れます。

4.終わらない|洗練・評価でつまずく

忘れてた、まちがえた、気づかない
もの足りない、つまらない、ぴんとこない
ありきたり、ワル目立ち、恥ずかしい

書けないときの気持ち

役に立ったもの:

いろはの「い」。
全人類にとって「顕著で普遍的な価値」の評価システム。

分かったこと

問題は、いつ・どこで起きるか分からなくて、
始まりから終わりまで、ずっとつらいみたい。
苦しいですね、もの書きは。

つまり?

おかしいと気づいたら、
戻ったり、やり直すといいのかも。
休息と栄養。

お知らせ

新刊が出ました。

いぬのせなか座のECサイトで買えます。

note版はこちらをどうぞ。


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