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休館前のエビスビール記念館へ

エビスビール記念館が10月末で休館

私は大のビール党なのですが、社会人になってから恵比寿にサッポロビールが運営するエビスビール記念館に訪れて深い感銘を受けました。

記念館のサイトツアーにも参加し、エビスビールの由来や製法を中心に学びました。貴重な資料も多く、変わった所ではエヴァのミサトさんがエビスビールを飲む描写も展示されていて、違った角度からエビスビールを知ることができます。

テイスティングバーもレベルが高く、吞兵衛の友人は酒の種類やつまみの種類が足りない!とボヤいていましたが、お酒にそこまで強くない私には丁度よく、気軽に立ち寄れるビアバー感覚で重宝していました。

しかし567の影響もあり3年程足が遠ざかっていました。少し感染者も落ち着いてきた先日、リニューアルのため10月末で休館することを知り最後に立ち寄ることにしました。

1杯目、琥珀エビス

正午前に恵比寿駅に到着し、歩く歩道を経て恵比寿ガーデンプレイスへ。

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曇天の空模様ですが、エビスビールのイベントもやっていて多くの人が並んでいました。少しづつ日常が戻りつつある安堵感が日々増えていきます。

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来年は夏のビアホールも悪くないなと思いつつイベントは眼だけ参加し、コンコースを通ってエビスビール記念館へ。

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テイスティングバーは567対策で30分しか利用できませんでしたが、私には十分でした。

まずは秋の風物詩である琥珀エビスを注文。琥珀エビスは思い出のビールで、初めて6缶パックで買ったビールです。

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琥珀エビスはクリスタル麦芽を使用しているので、ビールの色が濃く深いコクが特徴です。プレミアムアンバーと銘打っているだけあり、錦秋のような美しいビールです。

2杯目、ハーフ&ハーフ

2杯目はハーフ&ハーフにしました。ハーフ&ハーフはピルスナー系と黒ビールを合わせたものです。自宅で作ろうとすると、2缶必要になるので贅沢です。

驚いたことに、最後の泡を選ぶことができました(通常のエビスビールの泡か黒ビールの泡か)。こだわりとビールの奥深さに驚きつつ黒ビールの泡でお願いしました。

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琥珀エビスよりも黒ビール特有の苦さと香りが口いっぱいに広がりました。それでいて後味は通常のエビスビールも入っているので、色の重厚さに比べて爽やかな印象です。

至福の時

お酒美味しかったです!終わり。みたいな内容でもよいのですが、昔に比べて気付いたことを。

まずはビールサーバーの管理や社員教育が行き届いている点。缶ビールでは出せないクリーミーな泡や品質はビールサーバーの点検が行き届いている証拠です。注ぎ手の方やツアーのコンダクターの解説も丁寧でレベルが非常に高いです。

また早い時間に行けたので、先着特典のポストカードとビアカクテルレシピを頂きました。こういうギフトを頂けると嬉しいものです。

そうしたビール以外のサービス込で至福の時でした。2024年にはYEBISU BREWERY TOKYOとして生まれ変わるので、その時を楽しみに待とうと思います。


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