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囲碁人口が将棋人口の30%になった件

将棋界との競技人口差が広がった

最新のレジャー白書が発表され、将棋界と囲碁界の競技人口の差が去年より開きました。私の記事で恐縮ですが、昨年の書いた記事を貼っておきます。

最新のレジャー白書によると昨年と比べて将棋人口は550万人(+20万人)、囲碁人口は150万人(-30万人)となりました。567の影響はありますが、条件は将棋と囲碁は一緒なので、明暗がはっきり分かれた結果となりました。

囲碁人口は10年で約1/3に減少

2012年だと囲碁人口は400万人いたので、10年で250万人も囲碁離れしたことになります。競技人口を増やさないと囲碁を打つ人が天然記念物になってしまうのでは無いかと危惧しています。現に大学生の団体戦は10年前と比べて参加校が半分になってしまいました。

起死回生の手は

普及に向けて重要なのは、若年層の普及とヒカルの碁世代の復帰を促すことです。私も『ヒカルの碁』を観て囲碁を始めましたが、あの時は爆発的に競技人口が増えました。『ヒカルの碁』の続編が決定すれば、復帰勢を含めて30代以下の競技人口が増えるのではないかと思います。また、台湾の黒嘉嘉プロなど有名な先生を迎え入れた棋戦を放送するなどして、囲碁の認知度を上げていくのも手です。

緊張感を持って注視していくだけでは競技人口は増えないでしょう。普及の局面は急場になったと認識して何か手を打たなければなりません。

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