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囲碁の奇襲

AIの影響でダイレクト三々が流行している現代囲碁界ですが、短期決戦では初手天元などの変則布石は有効だと思います。
近年のNHK杯で山下九段が変則布石を用いて勝ち進んでいるのが証拠です。

面白そうな変則布石・奇襲の本が発売される

昨年の天元戦で初手天元を複数回試した伊田篤史九段と万波奈穂四段の著作が発売されますが、面白そうなので紹介します。
夫婦で著作を出版するのは素敵ですね。

まだ拝読していないですが、最序盤から相手の思惑を崩せる戦法を学べれば、スロースターターの私にはありがたいので楽しみです。

AI流の奇襲おススメ本

個人的な奇襲をテーマに扱うおススメの本は安斎伸彰八段の著作です。
安斎先生のAI流を扱う棋書は分かりやすく、同出版社から複数冊出版されているのでオススメです。

私の「変則布石」

私も過去に黒番で変則布石を試したことがあります。
小学生から愛用していて、大学団体戦の消化試合で試しました。

黒番での変則布石

理想

黒の意図は白が星や小目に入ってきたら強引に隅へ追いやり、厚みを築く作戦です。

星に打たれたら強引に抑え込む

子供のころは19で大場に回っていましたが、白に隅の実利を与えて黒は断点が残るので10年くらい打っていないですね。

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