囲碁noter 多面打ちをする
明日から関東学生囲碁連盟主催の春季団体戦が行われます。それに伴い、後輩たちに多面打ちで指導碁をしてきました。少しでも後輩たちに役立てば良いのですが…
多面打ちとは
多面打ちとは、一度に複数の試合を行うことです。今日は1度に4試合の多面打ちを2セット行いました。
指導碁風景(左から9子、4子、5子、6子局)
多面打ちで重要な点
指導碁なので、勝利に固執せずにテンポよく進行することを心がけます。4試合すべての手番が私で滞ると、それだけ対局が長引いてしまいます。エヴァのシンジ君も真っ青なレベルで「目標をセンターに入れてスイッチ」を繰り返すイメージです。また手空きの時間を無くすため、終局のタイミングも全局同じタイミングが好ましいですね。
多面打ちで大変な点
囲碁の対局は通常なら平面なので2次元ですが、多面打ちだと立体的な3次元に近い感覚になります。例えば複数の試合でコウが勃発すると取番やコウ材を把握する必要があります。改善点や良かった点も試合ごとに把握して試合後に伝えることも考えるとかなり神経をすり減らします。
指導碁で副業できるか考える(以下メモ)
帰宅する最中に、指導碁で副業できないか考えてみました。以下はメモのような内容になります。結局は金か!みたいに思う方もいらっしゃると思いますが、ある程度余裕のある経済的基盤は必要だと考えているので、ご了承下さい。
①プロの指導碁料金
今日は4試合同時に指導碁した場合、2時間かかりました。日本棋院の指導碁料金を見ると条件により変わりますが、概ね相場は1試合100分で4,500円の指導料です。
②今日のモデルケース収入
アマチュア高段者が指導碁することを考えると1試合1,500円ほどと仮定してみます。今日は4局×2回×1,500円なので12,000円になります。
③場所代(レンタルスペースを借りる)
レンタルスペースを借りると場所にもよりますが、1時間1,500円ほどなので、4時間借りると1,500円×4時間=6,000円の固定費がかかります。
④今日の収支
②-③=6,000円となります(4時間なので、時給換算すると1,500円)。ここから更に交通費や感染対策費用、碁盤・碁石の減価償却なども考える必要があります。
⑤所感
色々勉強することは多そうですが、囲碁の普及をしながらお金を稼いでみたい気持ちが強くなりました。
上手くまとめようとしましたが、指導碁以外でも対局して電池切れを起こしたので休もうとおもいます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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