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火災保険を最速で受け取る方法を考えてみたぜ?

火災保険を受け取るまでの流れ

火災や大雪などで損害を受け、火災保険金の請求をすることになったら、申請から支払いまでは「約1ヶ月」が目安。

原則として、保険会社には支払期限が存在します。請求してから30日以内と決められているのですが、被害が大規模であれば30日を超える場合も。とはいえ、スムーズに審査され必要書類も不備なく提出することができれば、2週間〜1ヶ月ほどで受け取ることが可能です。

火災保険を最速で受け取るためにも、まずは流れを確認しておきましょう。

連絡→審査→受取

という3つの流れで、申請から受け取りまでが完了します。

①保険会社に連絡をする

まず、災害による損害発生後、速やかに保険会社に連絡をしましょう。

証券番号・損害の詳細などを聞かれるため、スムーズに答えられるようメモなどして把握しておくと良いですよ。

②被害状況を審査してもらう

連絡した後に、保険金の請求に必要な書類が送付されます。必要書類の提出ができ次第、保険会社が被害状況の審査を開始します。

書類上だけでなく、実際に訪問により確認する場合もあります。その場合は、訪問日の調整も必要です。

具体的な必要書類に関しては、あとで詳しく解説しますね。

③保険金の受け取り

最後に、審査が完了したのち、受け取れる保険金の金額が確定。その後、指定口座などによって保険金を受け取ることができます。

火災保険を受け取るまでの流れは、以上です。

ここからは、「最速」で受け取るために覚えておくべき3つの方法をご紹介します。

火災保険を最速で受け取る3つの方法!

火災保険を最速で受け取る方法は、以下の3つ。

【方法1】連絡先を把握!
【方法2】契約内容を確認!
【方法3】必要書類の準備!

「災害が起きたときのために知っておきたい!」という人はもちろん、「今まさに請求中で、とにかく早く受け取りたい!」という人にも参考になるかと思います。

1つずつ解説します。

保険会社の連絡先を把握しよう!

まず、保険会社の名前や連絡先を把握しておくこと。

速やかな連絡をするためにも、スマホの連絡先に登録しておいたり、冷蔵庫などにメモを貼っておいたりするといいでしょう。最速で受け取るには、調べている時間ももったいないのです。

ちなみに、保険会社が分からない場合は、以下を試してみてください。

・とにかく保険証券を探す
・保険会社のお知らせハガキなどを探す
・通帳の保険料支払い記録を確認する
・ハウスメーカーや不動産屋に確認する

災害後はパニックになりやすいので、もし今わからない方は、早めに確認しておくことをおすすめします。

保険会社との契約内容を確認しておこう!

保険会社との契約プランの内容を見れば、受け取れる保険金の金額が、ある程度わかります。

覚えておく必要はありませんが、契約内容がわかる書類をファイルにまとめておいたり、契約書の置き場を家族間で共有しておいたりすると安心です。

連絡先の把握や契約内容の確認は、災害が起きる前にやっておきたいことですね。

火災保険受け取りの必要書類を準備しよう!

3つ目の方法は、「これから請求しようとしている」「請求したけど、できるだけ早く受け取りたい」という方向けです。

火災保険の請求の連絡をすると、基本的に以下のような書類が必要になります。

・保険金請求書
・印鑑証明書
・事故内容報告書
・建物登記簿謄本
・修理見積書
・損害明細書
・写真

送付された書類に書き込むものがほとんどですが、金額によっては印鑑証明書や建物登記簿謄本などを発行する必要があります。

契約している保険会社の公式サイトなどに詳しく記載されているので、確認して先に準備できそうなものは準備しておくと良いでしょう。

また、写真は補償対象物の全体・アップなどがよくわかるように、なるべく多めに撮っておくようにしてください。適切な審査をしてもらうためにも、写真は立派な必要書類のひとつになります。

火災保険は請求期限に気をつけような!

火災保険は、保険会社に支払期限があるように、請求にも請求期限が存在します。

損害が生じた時から3年が経過すると、調査や審査が困難になってしまうことから、保険金の請求ができなくなってしまうのです。

損害を受けると、後片付けなどに忙しくなります。保険金請求は後回しになりがちですが、速やかに連絡するようにしてくださいね。

参考リンク:火災保険給付までの流れ(記事中段)

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