子ども支援の事業をやっている僕たちがティール組織を目指してみたっていう話
こんにちは。りょうちゃんです。
僕は、北海道札幌市で学習塾、フリースクール、放課後デイサービス(以下放デイ)などの事業を運営する NPO法人の代表を務めています。塾を始めて8年、放デイを始めて4年。従業員は常勤職員14名、非常勤職員20名。通う生徒は約200名。障害があったり、不登校だったり、そうでないとしてもさまざまな困り感を抱えていたり、多様な生徒たちの受け皿を徐々に徐々に拡張してきました。
発達障害の知識とか、支援の実践理論とか、勉強の仕方や子育てのヒント、そういうことも書くことはできますが、これからはティール組織×子どもの教育・福祉事業ってことで、フレデリック・ラルー著の『ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』を実践の中に落とし込もうとする試行錯誤について、書いていきたいと思っています。
なぜティール組織を生み出していくための思考錯誤を子ども支援事業においてやろうとしているのか?僕が感じている理由は以下です。
・ティール組織は社会貢献事業において融和性が高い。
・ティールが生み出す組織文化は、子ども支援における居場所感、信頼関係へと直結する。
・感情労働とも言われる対人支援職が抱えるバーンアウトリスクを軽減し、離職リスクを徹底的に下げ、かつ職員(スタッフ)の自己実現にも寄与できる。
・ルールでがんじがらめに縛られることなく、生き生きとしたサービスの提供ができる。
・これが成功すれば社会的にもインパクトがあるはず。
・何より僕(代表)自身が職員との協働を楽しめる。
ってことが挙げられると思います。
でもやってみたらそれはそれでいろんなことが起きます。本を読んでも「じゃあどうやってやるの?」ってことも多々あります。やってみたら「結局大変じゃん!!」ってこともありました笑
ということで、このnoteではこれから、当時話題になった『ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』を参照にしながら、それを実践の場に落とし込もうとする僕とスタッフたちとの失敗だらけの奮闘記を描いていきます。
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