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良かれと思って〜副作用だった〜

昨日の救急外来で
今まで処方されていた薬の殆どが
中止になった

私はアレルギー疾患があるので
薬に対しては注意が必要だったりする

それをチェックして10ヶ月前に
処方されたカロナール
それが飲み過ぎの副作用で
肝機能障害を起こしていた
原因の一つとして診断された

ここ数日から始まった
ひどい関節痛をおさえるために
よかれと思って
カロナールを飲んでいたんだが
効果もなく痛みは増したのだから
困りものだ

今まで効いていた薬が効かなくなった時点で
おかしいのだから
すぐにそこに気付いて
医師に伝えれば
もう少し状況は変わったのかもしれない

でも思考と言うのは時にやっかいで
過去データからあれこれ分析をし
私に伝えてくるもので
今まで大丈夫な分
飲んでいる薬を疑わなかった

身体はこれじゃない
もう、やめて!と
痛みで訴えていたのかもと
振り返れば
私と言うのは
身体に対してまだまだ悪である

今の私と私の身体は
歯車の狂った恋人同士のよう
お互いが語りかけているのに
噛み合わない

この病気と上手く付き合うには
まず癌とうまく付き合う前に
自分の身体とよく会話をし
自分の身体をよく知る事かもしれない
身体にとって負担になることを
していなければ
癌にはなっていなかったのだから
身体が悲鳴をあげたら
気付く、労る
身体が真からリラックスできるように
日頃から身体とコミニュケーションが取れている
そのようにできたら
私の意識と身体は最高のパートナーだ

この事は
癌にならなければ
痛みを知らなければ
私は気づけなかった

非常に理不尽で皮肉でもあるが
私は癌に感謝だと思うことが
癌になってから沢山ある

今日もまた
気づけたこと
老人手前の大人であるが
まだまだ成長と
学びが許されている事に気づけて
癌に感謝である

ありがとう

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