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登場人物全員がINTJの桃太郎

はじめまして、かさぶた郎です。

コチラの記事に触発されて書いてみました!


むかし、むかし、ある所に目の澄んだおじいさんとおばあさんが住んでいました。

2人からしたら、しば刈りも洗濯も時間の無駄なので、家事代行サービスに任せて、おじいさんは家で読書、おばあさんは川へ考え事をしに行きました。

おばあさんが川で考え事をしていると、大きな桃がコチラに真っ直ぐと向かってきました。

おばあさんはとりあえず桃を拾い、今後この桃をどうするか考え始めました。

「この桃がただの大きい桃なら切らない方が価値が付く。でも、万が一中になにか入ってるとするなら切ってみたい。そもそも、川から流れてくる桃なら、なにか仕掛けがあるんじゃないか??」

おばあさんの勘は、ダイアモンド加工された包丁より鋭いです。

おばあさんは、近くにあった木のツルを桃に結びつけ、効率的に家に持ち帰りました。

「たとえ、これがただの桃だったとしても数百万か。なら切ってみよう。」

好奇心に心を許し、1人で桃を切りました。

その頃、おじいさんはヨガをしていました。

桃からは澄んだ目をした大きな赤ん坊が出てきました。

赤ん坊は自身を「桃太郎」と名乗り、流暢に喋り始めました。

桃太郎「俺は鬼退治をするためにここに来た。俺を育ててくれたら、鬼から回収する財宝を山分けする。」

おばあさん「なんでそんな虫のいい話を私にするの?」

桃太郎「俺が裏切らないか不安なら、体にGPSを埋め込んでもいい」

2人は1時間ほど議論し、おばあさんは育てる事を承諾しました。

そして、おじいさんにもこの事を伝え、どう育てていくか、油粘土のようにプランを練りました。

おじいさんとおばあさんは野菜、肉、玄米を中心に食べさせ、鬼退治のための完璧なトレーニングメニューを作っていました。

桃太郎は少しニヤけた顔でトレーニングメニューに目を通し、大幅に改善を加え、より完璧なメニューに作り替えました。(こっそりと)

大きくなった頃、二人に言いました「そろそろ鬼退治にいくよ」

おじいさんとおばあさんは、予めコネクトしておいた犬、サル、キジを桃太郎に紹介し、鬼退治のプランを発表しました。

「まず、道中には罠があると予測している。だから、このルートで行き、船は私たちが用意した船が川岸に置いてあるので、その船を使うといい」

桃太郎は「犬、サル、キジは計画の邪魔になる」と判断し、1人で鬼ヶ島に向かいました。

鬼ケ島に着くと、お城の門の前には誰もいませんが、桃太郎からしたら予想通りです。

背後から数百匹の鬼が一斉に襲って来ましたが、桃太郎は鼻で笑いながら、きび団子爆弾で全員倒しました。

門の先に進むと、大きな鬼が船に乗って逃げようとしていました。

逃げるのは予想外です。

桃太郎「既に対策を打ってある。お前が向かう先にはお前を殺そうとする奴がスタンバイしている(嘘)」

鬼「どんなやつがいるんだ?」

桃太郎「犬、サル、キジ (置いてきたことを後悔してる)」

鬼「なるほど、じゃあ降参するよ」

桃太郎は内心大喜びでしたが、感情を押して殺して冷たい目で鬼を見続けていました。

鬼は降参し、素直にあやまりました。

「悪かった、財宝は全て返す」

でも、鬼からしたらこれも計画どおり。

大きな宝石箱の中には、鬼太郎を仕込んでいましたとさ。


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