令和の「ハム太郎」トレンド入りであたっちゅボウルのトラウマを蒸し返される回
あんさんぶるスターズ!!をしています(自己紹介)
通称「あんスタ」。有名ジャンルですし私は新参もド新参ですので詳細は省きますが、一応ジャンルとしてはアイドル育成ゲームです。
現在あんスタはユニットの様々な可能性を見出す為にカバープロジェクトと称した楽曲カバーを行っています。
ちなみに第一弾はDAPUMPのU.S.Aでした。
良すぎ~~~~~
からの第二弾。一体どのユニットがどんな曲をカバーするのかとドキドキのワクワクでありました。
そして来たる6月中旬。公式からの答えはこちら。
「ハム太郎とっとこうた」
いいんだ。(率直な感想)
キャラクター名がっつり入ってるけどいいんだ、と思いましたがそんな事は無粋。
自分ハム太郎ドストライク世代であります。
世代であろうがなかろうが、あまりにもインパクトの強い予想の斜め上な楽曲セレクトにより当然話題に上がりまくった結果トレンド入りしました。こちらも当然ですよね。
令和の時代、Twitterのトレンド欄に輝く「ハム太郎」の四文字。ちょびりんき(イケてる、の意)ですね。
私もハム太郎は大好き、もといちゅ~ラブです。20周年記念のカフェにも勿論行きました。
ただまぁハム太郎に関して1つ好きじゃないというか、心に突き刺さる苦い思い出があります。
それが「あたっちゅボウル」なんですけど。
そもそもあたっちゅボウルとは
結論からお伝えすると「ハム太郎のゲームに登場するミニゲーム」です。
私自身実際にプレイしたのが2作目(ハムちゃんず大集合でちゅ)、3作目(ラブラブ大冒険でちゅ)のみとなるのですが、この2作にはしっかりこのあたっちゅボウルが出てきます。
そして上記「ちょびりんき」、「ちゅ~ラブ」といったようなハムちゃんの間で流行している「ハム語」という言葉もこの2作には出てきます。
あたっちゅというのはハム語で「たいあたり」の意。ですのでゲームのルールとしては
「たいあたりして遊ぶボウリング」
という事になります。至ってシンプルですね。
勿論ルールも簡単で、ベルトコンベアで流れてくる風船に向かってあたっちゅで玉を飛ばし、割れた風船の合計点によって貰える景品が変わると言ったもの。
ルールだけで見れば簡単なのですが、これがなかなか難しいんですよ。投げれる玉の数も限られており、一度のプレイで3つだけ。スカも勿論あるので高得点を取るのが結構キツい。
でもまぁ最初にもお伝えしている通り「ミニゲーム」なんです。なので多少難しかろうがストーリーに直接関わる事はない
と、思うじゃないですか。
そうですね。確かに3作目では完全にミニゲームでした。本編に関係ない所でちょっとした息抜き程度に遊ぶ。そんな感じでした。
しかし2作目の「ハムちゃんず大集合でちゅ」ではあたっちゅボウルで高得点(130点以上)を取らないとゲームクリアが出来ないという条件を課せられるのです。鬼かよ。
何故クリアを強いられるのか
2作目の「ハムちゃんず大集合でちゅ」のストーリーとして、「ハムちゃんず」と呼ばれるハム太郎の友人たちを全員地下ハウス(ハムちゃんずの拠点みたいな場所)に連れてくるというのがメインに敷かれています。
しかしハムちゃん達はなかなか呼びかけだけでは帰って来てくれません。
(例:ひまわりの種を失くした、迷子になった、ナンパしている兄を捕まえる等)
では一体何故それにミニゲームが関係するのか?
それを知る為にまず一匹のハムちゃんの話をしなければいけません。
あたっちゅボウルに関わるハムちゃん。
それが「かぶるくん」というハムちゃんです。
トレードマークの緑色の帽子が眩しいですね。
このかぶるくん、とにかく被り物というか被り物と認識した物に目がない子なんです。
鍋とかも被ります。恥ずかしがり屋なんですよね。
かぶるくんは「いせき」のステージに登場します。
最初ちびまるちゃんというハムちゃんと一緒にいたのですが、ちびまるちゃんが迷子になってしまい一緒に探してほしい、と言われます。
ちびまるちゃんを見つけた後、かぶるくんも連れ戻そうと最初会った場所に向かうもその姿は無し。
隅々まで探した後、かぶるくんが居たのがあたっちゅボウル会場という訳です。
視線の先には「ちゅーまげ」と称された被り物。
なんかめっちゃレアらしいです。へ~。
ちびまるちゃんが見つかった、と言っても
でもな~被り心地良さそうだしな~、とかここでしか手に入らないしな~とか未練がましくごね始めます。
そもそも小さい子ほっぽって何してんだと無責任さを小一時間問い質したいものですが、そんなこたぁお構い無しにかぶるくんはショーケースにへんばり付いて離れません。
お察しの通り、ハム太郎(プレイヤー)が代わりにちゅーまげをゲットして、尚且つそれをかぶるくんに献上しないとかぶるくんは一緒に帰ってくれません。
あたっちゅボウルは難易度もそうですが、プレイが無料ではないんです。
ハム太郎の世界ではひまわりの種が通貨として扱われるのですが、あたっちゅボウル1プレイで消費するひまわりの種は3つ。
実際やった事のある方は分かるかと思いますが、ひまわりの種を集める事自体結構面倒臭いというか、地道な作業なんです。
しかもクリア出来なければその分どんどん消化しないといけませんし(一応あたっちゅボウルの景品でもひまわりの種があったりします)、足りなくなればその都度ひまわりの種をまた集めに行かないといけません。過重労働すぎる。
風船は赤色と青色の二種類。
流れるスピードも奥の小さい風船の方が速いです。
前後、色でそれぞれ点数が違います。
振り分けはこんな感じ。↓
手前の赤風船→10点
手前の青風船→20点
後ろの赤風船→50点
後ろの青風船→80点
ですので、後ろの風船を一つでも割らないとお話にならないんです。
そしてこれはまぁゲームの仕様というかなんですけど、あたっちゅを一つ繰り出す際の「ラグ」も気を付けないといけないんです。
ハム語を使う時、全てにモーション(+機械音ボイス)が付いてくるんです。
つまり、ボタンを押してすぐ体当たり!ではないんです。
あたっちゅというハム語を文字起こしすると、画像のように「あたーっちゅ」のイメージです。
「あたー」の部分では棒立ちの状態で、「っちゅ」の部分でようやく体当たりするんですよ。
なのであたっちゅボウルではこの「あたー」の部分のラグと押し出す玉のスピードを把握した上で後ろの風船を狙わないといけないんです。
いや、無理だよ…………………?????????????????????
小さい頃にこんな事考えてやるかい。
クリア出来なさすぎて攻略本も買いましたが、確か「かぶるくんの代わりにちゅーまげを手に入れてあげよう!」みたいな事しか書かれてなかった気がします。
それが出来ねぇから買ってんだよ。
幼い頃の私にはこれが出来ず(今やっても出来なくて泣いた)かぶるくんを連れ戻せませんでした。
しかし、家族の中で唯一このあたっちゅボウルを完封出来る人間がいたんです。
こんにちは、兄です。
兄だけはこの鬼畜難易度ミニゲームで130点以上取る事が出来ました。
かぶるくんの【救世主(メシア)】は兄しかいませんでした。
そうして幼い頃の私は兄に助けを求めながらこちらのゲームをクリアした、という思い出があるのです。
同年代の人に聞いたところ、全員このあたっちゅボウルの難易度に苦しめられていたと聞きました(リアルダチでございます)
だから3作目では完全ミニゲームになったのかもしれない。
最後に
確かに鬼畜難易度ではありましたが、ゲーム的にはめちゃくちゃ面白かったです。
早くSwitchでも出来るようにならないかな…と待っているくらい。
今思うと各ハム語に専用のモーションが付いてたり、モブのハムちゃんも描き分けがしっかりされていたり等製作者側の本気が伺えます。変態すぎる(褒めてる)
これ女児向けゲームぞ。
以上が私の苦い思い出でした。
それでも今でも変わらずハム太郎は大好きですし、とっとこうたのカバーもめちゃめちゃ楽しみです。
ユニット発表された時「おかあさんといっしょ ファミリーコンサートじゃん!!!!!!!!!!!!」って叫んじゃったし。
曲が正式に発表されたら絶対この合いの手入れたいので今から練習しようと思います。みんなも覚えよう!
頑張ろうな!!!!!!!!!!!
それではゲーム内で一番「いいんだ」と思った事を最後にお話ししてお別れの挨拶にしたいと思います。
主人公の名前は変更出来ます。
ばいきゅー🤚
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