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映画ログ②「ルックバック」(ネタバレあり)

こんにちは、Kasaです!
6/28に上映された藤本タツキ先生の短編漫画「ルックバック」を鑑賞したので、その感想を書いていきます。
それではよろしくお願いします!


「ルックバック」概要

あらすじ

学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。以来、脇目も振らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。

しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。

漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。

劇場版アニメ「ルックバック」HPより

視聴感想

ネタバレあり

58分と短いアニメ映画ですが、映画というより映像美だと感じました。
一つ一つの映像がとても細かく、背景がとても感傷的で、それを支えるようなサウンドトラックが流れていました。

何かを創作することは、とても大変で周りからの理解を得るのが難しいことがあります。
映画の中でも主人公がクラスメイトに「どうして絵を描いているの?」「ずっと絵を描いているとヲタクだと思われちゃうよ」と言っていました。

それから一瞬だけ主人公は絵から離れますが、そこで隣のクラスの京本にあって、ファンです!面白かったです!と言われて、また創作意欲がわいてきました。
雨の中のダンスはめちゃくちゃきれいでした~!

ずっと一緒だと思っていたけど、それぞれ別の道に歩んでいきました。
連絡を取り合うことはなかったけど、ある日京本が事件に巻き込まれ、主人公が動揺して、仕事を休みました。
京本の存在が大きすぎたことを実感した主人公は、過去に言われたことを思い出した。

「藤野ちゃんはどうして絵を描くの?」

大多数の意見よりもその人の喜ぶ顔が見たいから、描いている。
大勢の理解は得られなくて、その人が面白いと言ってくれるから、描いている。

絵を描く理由や意味は、人それぞれだけどめちゃわかる~~~~!!!!!
実際、私もずっと絵を描いています。それを仕事に活かすことはありませんでしたが、絵を描くのが好きで描いています。
評価はもちろんうれしいですが、それ以上に自分の癖が誰かに刺されって思いながら、描いています。

きっと主人公もそうだと思います。
創作活動する人たちにとって救いになる作品だと思いました。

小ネタ集

タツキ先生のセルフオマージュがいくつもあって吹きそうになりました。
チェンソーマン、さよなら絵梨じゃないのか!?と映像がありましたね。

それからびっくりしたのが、チェンソーマンのレゼ編の漫画のシーン載せていいの!?そうじゃない?これ、大丈夫なの!?て笑
流石タツキ先生、頭がぶっ飛んでるぜ。(誉め言葉)

まとめ

絵を描くだけではなく、何かを創り出すことは大変で、周りから理解しづらいことはあります。
できたとしても、評価されなかったり、見てくれないこともあります。

だけど、それでも続ける理由はある、意味は絶対に見つかる。
迷うことはあるかもだけど、根底は絶対ある。
それを忘れちゃいけないと感じる作品でした。

私も自分なりに、絵を描いたり、noteを発信していこうと思いました!
これからも応援してくださるとうれしいです!

最後まで読んでくださってありがとうございました!
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