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忍法一つから構成を組もう!(「天秤」編)

0.はじめに

 この記事は忍術バトルTRPG『シノビガミ』によるキャラクター作成を忍法一つを決めて行ってみようという記事です。かなり個人的なメモ要素が強いものになっていますのでご了承ください

・環境は中忍頭、現代退魔を想定
・下位流派、背景、奥義改造、従者など一般的な追加ルールは全部乗せ
・必要に迫られたらサプリの要素も使う
・使用功績点はできるだけ抑える
・協力型、対立型のどちらか一方のみ有効な構成でも可とする
・この記事を書いている筆者はひねくれもの

 この記事はシリーズ第二弾です!
 前回の記事は⇩から読めます


1.「天秤」ってどういう忍法?

*忍法の詳細な効果を記載することは著作権上、かなりグレーな行為となってしまうため、詳しい効果はルールブックをご確認ください

 斜歯忍軍の下位流派『御釘衆』で使うことができる装備忍法。この流派は斜歯忍軍本流と違い、オカルト方面にふりきっている流派で、【天秤】のフレーバーもかなりオカルトめいている。効果は…前回と比べて一筋縄ではいかなそーだね!

 【天秤】の効果はいわゆる保険効果だ。保険、現実ではわたしたちを支えてくれるかかせないもの。ちゃんと保険に入るのは大事なんだけど(みんなちゃんと保険確認してる?高額保険料をお姉さんに言われてほいほい払ってたりしない?)、シノビガミにおいては問題がある。

 シノビガミっていうTRPG、失敗したときの保険を積むくらいならそもそも判定の成功率をあげるか、切れる手札の数を増やしたほうがだいたい強いんだよね…

 完全に身もふたもないけど、失敗したときに返ってくる忍法を積むより【頑健】つんだり忍具を購入したりしたほうが強いんです!こればっかりはどうしようもない!

 となると条件としては、コストが必要な忍法を何回も使いたい状況になる構成であることが最低条件。そんな都合のいい忍法なんて…


2.実際に忍法構成を組んでみる


 ありました

 汎用忍法の中にひっそりとその忍法は佇んでいたんです

「けっ、いいよな痛打と凶手はよ。ひっぱりだこで」
「そんな君も出番自体はたまにあるからいいじゃん、プロット制限くん」
「そんなこと言っても…そういえば作戦指揮のやつはどこいった?」
「あの子は最近弟子の戦闘指揮くんが出てきて忙しいみたい」
「はあ、んじゃあ俺たち3忍が流派モチーフ汎用での下位3忍じゃねえか」
「……」
「ごめん、ぼくもう行かなきゃ。呼ばれてるんだ」
「え、お前も?っておーい!」


 そう、【身かわしの術】ですね!(なにこれ)
 この忍法一度も見ない!というわけでもないけどそこまで見るわけでもない…なんか微妙な立場の忍法ですが、発動し続ければ間違いなく強い忍法です。相手にマイナス修正がない場合、目標値5で回避判定振れるもんね。

 【身かわしの術】と【天秤】の相性の良い点は…

1.できれば毎R無理なく発動できる状態にしたい
2.【身かわしの術】は失敗したときのリスクが大きい
3.【身かわしの術】は汎用忍法なので特に功績点を必要としない

 こんな感じかな。【天秤】はあくまで補助しかできないから、その【天秤】と相性の良い【身かわしの術】を活用する方向で構成を考えたいところ

 つまり今、

・攻撃手段
・身かわしの術
・天秤
・身かわしの術のコスト確保手段
・?(打点枠?)

 こんな感じになってるってわけ。あんまり長々ここから書いても見てくれてるかもしれない誰かが退屈になるだろうし、わたしの結論を…

 まず、コスト確保手段は同じ流派忍法の【魔素】。これなら出目が走る限り永久的にコストを確保できる!

 さらに【身かわしの術】のメリットとして逆凪状態でも使えるということがある。斜歯忍軍で取得できてファンブルが怖いけど強力な忍法…
 【土竜吼】だね!相手が回避できなければ攻撃が2回できるから【魔素】とも相性が悪くない

 そしてせっかく【土竜吼】するなら打点は1増やしたい(最大打点が2→4に変わるため)。ここは選択肢がいろいろある。背景を全く使わないなら【飢渇】が一番いいかもしれない

【土竜吼】
【身かわしの術】
【天秤】
【魔素】
【飢渇】(【真蛇】から【見越】でも◎)

 あれ、わりとすっと埋まった..【天秤】さんが居心地悪そうなのはみなかったことにしよう。少なくとも【天秤】の発動機会はどこかでありそうだし、戦える構成にはなったはずである!これで症状は改善…(オベリスク風)

(*みんな大好き遊戯王でこの記事と似た企画してる動画。わたしのリスペクト先。おもしろいので見てみてね)


3.発展編(さらに構成を生かしてみる)


 だがまだ問題は残されている(オベリスク風2)

 さっき【天秤】が発動する機会がありそうって言ったけど、協力型ならともかくとして対立型だと発動しない可能性もある。なぜなら【身かわしの術】を持ってる相手なんて一気に倒せるとき以外狙われないからである!!

 これじゃ結局【土竜吼】が強いだけじゃんになってしまう…どこかに、どこかに強制的に回避判定が振れる手段はないだろうか…できれば忍法の枠も使わずに…

 そうだ。【追加忍法】で【護衛】すればいいじゃん!


 (現実的には単純に故障が怖いので【目覚め】の改造を入れた【不死身】が相性いいと思います。もしこの構成を使おうとする奇特な人がいるならこっちをおすすめします)


 はっ、いまとおりすがりに追加忍法を進めてくるおじさんと出会った気がする…気のせいだったか。そうだ、功績点を手に入れた後の強化案を提示するコーナーだったねここは

<優先度★5>
 回避の特技が近いとおはなしにならないので重要な任務に行く場合などは特殊忍具「霊装」を購入する(必要功績点3点/毎回)

<優先度★4>
 コストが微妙に足りないので背景【家宝】を取得して、「集中」のプライズを所持しておく(必要功績点4点/永続)

<優先度★3>
 さらに回避の特技を遠くしたいので背景【純血】を取得して、鉄の意思で【土竜吼】をあてに行く(必要功績点4点/永続)

<優先度★2>
 特技が死ぬと【追加忍法】が機能しないばかりか、【身かわしの術】も死ぬ可能性があるので背景【魔人】を取得して妖魔化を試みる(必要功績点3点/永続)

 こんな感じかな…これ途中から【天秤】の紹介記事じゃなくなってるきがするんだけど気のせいかな。気のせいだと言ってほしい


4.完成したキャラクター

(秘匿passは「1111」。閲覧を押すと奥義の情報を見ることができる。このキャラシをもし使う場合はこのpassを使って「コピーして登録」のボタンを押してほしいな~)

 先にあげた強化をすべて施すとこんなかんじの状態になる。フルスペック卓(功績点15点卓)もぼちぼちとあるため、一つの目標としてそこまでためることを目指すのも面白いかもしれない


5.終わりに

 ほんとにこんなこと考えながらいつも構成作ってます。わたしだけじゃないよね…?今回はちょっとうまくできたかわからないけど、これがわたしの限界。あとは、たのんだ…(ぐふっ)
 よかったらまた見てね~♪

#構成1から組んでみた

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