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忍法一つから構成を組もう!(「車華火」編)

0.はじめに

 この記事は忍術バトルTRPG『シノビガミ』によるキャラクター作成を忍法一つを決めて行ってみようという記事です。かなり個人的なメモ要素が強いものになっていますのでご了承ください

・環境は中忍頭、現代退魔を想定
・下位流派、背景、奥義改造、従者など一般的な追加ルールは全部乗せ
・必要に迫られたらサプリの要素も使う
・使用功績点はできるだけ抑える
・協力型、対立型のどちらか一方のみ有効な構成でも可とする
・この記事を書いている筆者はひねくれもの

 このような条件で初めて行きましょう!


1.車華火ってどういう忍法?

*忍法の詳細な効果を記載することは著作権上、かなりグレーな行為となってしまうため、詳しい効果はルールブックをご確認ください

 鞍馬神流の下位流派『バヨネット』で使うことができる攻撃忍法。『バヨネット』は射撃攻撃が主体の流派であり、この忍法も例に漏れず射撃系の忍法。この忍法ならではの強みはいくつかあって…

① 複数対象忍法なのに無差別目標ではない
② 指定特技がそこそこ遠くなる(と噂の)身体操術
③ コストを臨機応変に決められる

 こう書いてみると普通に使えば強そう…?
 実際雑に使ってもそこそこの強さはある忍法だと思います
 ただ一つ問題があるとすれば

>流派忍法の【時雨】が強すぎる<

 【時雨】という忍法が下位流派限定の忍法でもないのにコスト安い、二人狙えると至れり尽くせりなのが一番のネック。指定特技が違うとはいえ、二人を目標に【車華火】を使うと、(これ時雨でいいな…)という考え方になってしまうのですっ

 このネックを解消するには、「車華火」を三人以上のキャラクターを目標にとって使うように運用することが一番丸いかな。従者引き連れてくるボスとか、従者型のPCを相手にするときは強いから、いっしょに組ませる忍法は
戦場にいる人数が少ないときに強い忍法がベスト。そうなると…


2.実際に構成を組んでみる


 中忍頭は【接近戦攻撃】を除くと5つの忍法枠がある。なので私は構成を組むときに…

<確定枠>(1)
<相性がいい忍法>(1~3)
<弱点を埋める忍法>(1~3)
<汎用性がある忍法>(0~2)

 こんな風な表を作ることが多い。当てはめていけば自然に構成の原型ができるって寸法さ!今回は【車華火】が確定枠なので

<確定枠>(1)       【車華火】/
<相性がいい忍法>(1~3)
<弱点を埋める忍法>(1~3)
<汎用性がある忍法>(0~2)

 こういう様に埋めていくというわけ!

 そして、まず押さえておきたいのは<トリプルツーの法則>
 これはシノビガミの絶対法則…

<トリプルツーの法則>とは?
 忍びには基本的に間合い2、打点2、マイナス2を確保せよ!という原則のこと(*わたしが勝手に言っているだけです)

 少なくともこれにのっとっておけば大外しはしないのだ。そううまくは組めないことも多いけどね…

 【車華火】は間合い2を満たしている忍法だから間合いはあまり考えないとして、そのままだと打点は1しかない。ここは早速背景枠を使うことになってしまうけど、名誉鞍馬神流枠の忍法を招集しよう!

 そう、【月影】(基本ルルブp112)である。これで打点は問題ない、さすが実質鞍馬の忍法だ…

 これで弱点の一つが埋まったが、【車華火】で複数のキャラクターを狙おうとすると出てくる問題点がまだある。そう、コストが足りない。相手が従者をいっぱい出してきて、みんな狙いたい!というときに一番真価を発揮するのだからできるだけ増やしておきたい。となると【剣気】(正忍記p141)がベスト!(早速サプリメントの忍法使ってるけど、許して…)

<確定枠>(1)       【車華火】
<相性がいい忍法>(1~3) 
<弱点を埋める忍法>(1~3)【月影】/【剣気】
<汎用性がある忍法>(0~2)【野分】

 しれっと【野分】(忍秘伝p127)くんが入っているが、【剣気】の発動条件のために接近戦の攻撃忍法が欲しい結果こうなった。なんだかこの子、剣も銃も使ってるな…?「双剣双銃」<カドラ>かな?

よく双剣双銃をしている人

 さて、前述したトリプルツーには後は回避修正が足りないということであとは【陽炎】(基本ルルブp90)を入れて

 あれ…?

<確定枠>(1)       【車華火】
<相性がいい忍法>(1~3) 
<弱点を埋める忍法>(1~3)【月影】/【剣気】/【陽炎】
<汎用性がある忍法>(0~2)【野分】

 相性がいい忍法はどこ…?
 一つの忍法を軸に組むとき、相性の良い忍法を入れていないとほかの4枠の汎用性のある忍法たちを使いまくることになるからやめたほうがいいんだ!(経験談)

 【車華火】と相性がいい…人数が少ない時に輝く鞍馬神流の忍法。そう【飛燕】(基本ルルブp90)である。

 【飛燕】は効果が強いものの厳しい発動条件と生命力コストが課せられている。特に従者がたくさんいる戦場などで使えるわけもない。よって頭数がいっぱい居るときは【車華火】ぶっぱ、終盤は飛燕からの連続攻撃(目標が一人なら【車華火】もコスト1で使える)を決める…!これは相性がいい!

 え?枠がないんじゃないかって?
 あるよ!「幻の六人目」が…
 視覚外の一撃、そう奥義「追加忍法」の出番だ!


3.完成したキャラクター

(秘匿passは「1111」。閲覧を押すと奥義の情報を見ることができる)

 実際にキャラクターシートを組んでみるとこうなった(忍法効果はあえて書いていません!)。サプリメントを使用しているため、初心者向けといえるかは怪しいけど、一応初期作成でも作れはするからぎりぎり及第点かな…

  最後、急に狂ったかのように奥義を「追加忍法」にしているけど、【飛燕】のような忍法を使った構成をうまく決めたい場合、「追加忍法」を活用したほうがうまく行くケースは結構ある。よく「追加忍法」は最弱の奥義だから…といわれているが、一度試してみると新たな発見があるかもしれない
 (*普通に奥義破りと攻撃に手数が使われにくいことを生かして、「くらまし」の奥義改造をつけた「絶対防御」を使うなどいろいろ他にやりようはあるので、奥義は好きなものを使おう)

 ここに貼ったキャラクターシートは好きに使用してもらって構いません!
(使う際はシート一番下の「コピーして登録」を押して登録してもらえるとありがたいです。コピーしないと変わったまま保存されてしまうので…)


4.おわりに

 わりといつもこんな感じで組んでるよ~というのを開示するために書いていましたが、わりと楽しくなってきちゃって途中から文体が怪しく…
 次回もあるかも

 なんか22件も来てるし!!

 それでは皆さんよきシノビガミライフを~♪


#構成1から組んでみた !

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