17、久々の社会復帰で待ち受けていたもの
さて、実家に出戻ったとはいえ、
働かなくてはなりません。
たまたま紹介された女性経営者が、
ホテルを運営するタイミングでお会いし、
未経験ながらホテルマンになりましたが。
そこでは、
とてつもない意地悪が待ち受けていました。
四六時中監視される
経営者が変わると同時に、
スタッフ全員退職ということは、
よくある話だと思いますが。
当初、決まっていたスタッフは、
私ともう一人の女性だけ。
引継ぎをするため、
アウェー感満載の中、私達は送り込まれました。
お客様のチェックアウトが終わると、
辞めるスタッフは皆、バックヤードに下がり、
私ともう一人はフロントに、
何することなく立ちっぱなし。
常にバックヤードから監視され、
カメラの映像から外れると、
(見えなくなるので)
前に出てきて、注意されます。
あまりに暇なので、
エレベーター前で、お客様を誘導し始めると、
勝手なことをするなと言われ。
1日が長い事長い事。
泊まり込み
空室だらけにも関わらず、
社長が用意された部屋はシングルの狭い部屋。
18時までの立ちっぱなしタイムが終わると、
社長の部屋でコンビニの食事をし、
社長の横で仮眠させてもらい、
夜中に起きて、夜勤の仕事の引継ぎ。
そんな日々の繰り返しでした。
それがどれくらい続いたか、
記憶にも残っていませんが、
とにかく、色んな嫌がらせの中、
旧スタッフは去って行き、
新しいスタッフでのスタートとなりました。
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