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かーやんの「歌謡曲って何だ?」第6回「菊池桃子について、ぽんさんに語ってもらおう回」

かーやんです。今回は一旦 松田聖子ネタをお休みして特別企画を。

実はこの連載のためにXのスペース上でインタビューというか対談をさせてもらいました。
かーやんと同じく昭和48年生まれで、今年に入ってから現場でご一緒するようになったDJ仲間のぽんさんに同世代で共有した昭和歌謡の話や、ぽんさんのライフワークでもある昨今のアイドル事情なんかについても色々と伺いました。

で、今回はその膨大な会話の中から抜粋して、ぽんさんが80年代にハマったエターナルアイドル・菊池桃子をピックアップ致します。

かーやん「菊池桃子といえば、やっぱりラ・ムーですよ」
ぽんさん「ラ・ムーの 当たらなかったのに今更評価されてる感じが僕は腹が立ちます」
かーやん「そう思っている人がいっぱいいると思います(笑)。DJ界隈とかには特に」
ぽんさん「でも海外で評価されているのは あくまでも林哲司曲なんですよね。林哲司さんが持ってきた曲の良さが菊池桃子さんのあの音数の少なさに対してのアプローチが凄いんですよね」

『OCEAN SIDE』菊池桃子
プロデューサー:藤田浩一
本作で林哲司は全曲の作曲とアレンジを手掛けている

かーやん「ビタッとハマってますよね」
ぽんさん「そこに来て今 菊池桃子さんとか いわゆるシティポップブームみたいなのが来て、いい曲っていうのは時代を超えて支持されるんだなと思って」
かーやん「国境もね」
ぽんさん「そうですね。見事に超えましたよね」
かーやん「超えられないと思ってたものがね」
ぽんさん「ええ、やっぱ『愛は心の仕事なんです』よ」

『愛は心の仕事です』ラ・ムー
作詞:売野雅勇 作曲:和泉常寛 編曲:新川博

かーやん「(爆笑)うまく締めたなって思ってんでしょ!?(笑)」
ぽんさん「あれ(ラ・ムーって)前日譚があって、菊池桃子さんってアース・ウィンド&ファイヤーの大ファンなんですよ」
かーやん「え"っ!!!!(笑)」

衝撃の展開www この後も菊池桃子プロジェクトの驚くべき全貌などを語って頂きましたので、詳細はXスペースでの対談をお聴きくださいませ。

【おまけ】
かーやん「多分知ってると思うんですけど、ジャッキー・リン&パラビオンはすぐいなくなっちゃうんですよね。1曲出して(ボーカルのジャッキー・リンが)失踪しちゃって、残った曲をラ・ムーが歌うんですよね(笑)」

『Strangers Dream』ジャッキー・リン&パラビオン
作詞:売野雅勇 作曲:林哲司 編曲:新川博
『THANKS GIVING』ラ・ムー
プロデューサー:藤田浩一
前述のジャッキー・リン&パラビオンのセカンドシングルになるはずだった曲『Late Night Heartache』は後にラ・ムーの曲として本アルバムに収録された。

ぽんさん「そうですそうです。ジャッキー・リン&パラビオンのキーボーディストの人がラ・ムーのキーボーディストになるんですよ」
かーやん「だから僕の中では杉山清貴&オメガトライブはスギオメって呼んでるんですよ。カルロス・トシキ&オメガトライブ(1986オメガトライブ)はカルオメ。で、ジャッキー・リン&パラビオンの事は僕は オナオメって呼んでるんですよ」
ぽんさん「オナオメ?」
かーやん「女オメガトライブ」
ぽんさん「(笑)」

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