田舎者、東京へ転勤する。

片田舎のオタクが東京に転勤しました。
地方都市のイチOLが何の因果か港区勤務です。びっくりしすぎちゃう。

転勤を周囲に伝えたら母と大抵のオタク友達が「おめでとう!」という反応をしてくれました。
そう、地方民にとって東京は行きたくなくてもいかなきゃいけない土地なので、そこに住むというのは大変な憧れなのです。

引越し前は岡山市在住でしたが、出身は山間の超田舎。
本当は東京の大学に進学するつもりだったけど、高校で不登校になり、とても志望校にいける偏差値ではなくなったので県内の大学に進学しました。
その後もリーマンショックというよくわからん不況に巻き込まれて就職したものの大失敗、地元に逆戻って自動車がなきゃ到底生きていけないレベルの田舎の実家暮らし。その後もメンタルを病み続けて身分は不安定な派遣社員。いろいろあってようやく正社員になるも、クソ会社を引き当てて半年で辞めることになるという運の悪さを見かねた母より「いっそ実家を出て行けば?」と援護を得て岡山市で就職した、という流れでした。

岡山市ね、いいよ。
適度な田舎、適度な都会。
私が中心街から一駅、自転車で繁華街へ行ける立地に住んでいたのもあるけれど、本当に便利で、周りに大概のファーストフードやチェーン店はあるし、スーパーがたくさんあって買い物は至便。普通のスーパーから格安スーパーまで、お財布事情に合わせて選び放題。
基本的に天候は温暖で、雨が少ない。地震や台風といった自然災害も少ない。
近隣に美術館や博物館も多く、頻繁に刀や絵画の展示があり、知的好奇心も満たされる。
新幹線のぞみが必ず停まる駅があり、大都会へのアクセスもよい。
だが、人流はそこまで多くない。

もうここで一生独り身でオタクとして暮らそうと思っていた30代半ばでした。

まさかね、そんな私がね、東京転勤を命じられるとは。

こんな私の経験が、誰かの役に立つこともあるかもしれないと思って、いろいろ記しておこうと思います。

オタクとしてのジャンルは、

・アニメ、マンガ
・ソシャゲ
・舞台(2.5次元と宝塚)
・若手俳優
・歴史
・文房具

を掛け持ち中。

調布市から港区へ通勤することに。

そんな私の引っ越しやはじめての東京暮らしの経験談を書いていきます。

余談。
「えっ、かるめらさん大阪住みだと思ってた」と言われるレベルで大阪へオタ活しにいってたし、岡山は関西ローカル番組が映るから関西文化が身近で、軽度のヅカオタで、家族みんな阪神ファンなので、そのうち西宮へ移住したいと思ってました。
だからすっとばして東京行くとは本当思ってなかったんですよね。人生なにがあるかわからないものね!

次回、突然の転勤命令と新居探しをお送りします。

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