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今また[風の時代って何?]とお尋ねいただいたのでお答え

前回の音声配信にお寄せいただいたコメントで
「風の時代ってよく聞くけど何ですか?」と
お尋ねをいただき、期せずして
「実はよく知らなかった」という方にもお会いしたので
もう一度、内容を記事としてまとめておきます。

4月末にstandfmレターで
「風の時代について話してください」
と、リクエストをいただいたのでお話しています。

私の考えもお話していますが、仕組みについては
そのままです。音声配信は👇こちらです

風の時代と言われる所以と仕組み

文字で整理しておきますと
これは、木星と土星が、
2020年12月22日から風のエレメントの星座である水瓶座に入り
重なった時からのことからはじまりました。

風のエレメントとは西洋占星術12星座のうち
双子座、天秤座、水瓶座をさします。

今までは随分長い間、
この木星と土星は、
地のエレメンとでしかコンジャクションといって
0度になる、つまり重ならなかったのが
それが今後は、風のエレメントでしか
それが起こらない流れに変わったから
「風の時代」と言われています。


ちなみに地のエレメントとは
牡牛座、乙女座、山羊座のことです。

それぞれの星の運行には
それぞれのスピードがあります。

例えば木星は1度進むのに
平均約12日と5時間かかります。

地球のまわり、360度の球体
(ホロスコープの丸)を
1度を進むのに
それだけかかるということです。

そして土星は1度進むのに
平均約30日と7時間かかります。

大雑把に言えば
木星は1年毎に一つの星座をすぎていき
だいたい12年で一周しますが
土星は約30年ほどかかります。

従って、幾度か木星が
周回遅れの土星を追い抜きます。
その時に同じ星座に入ることになります。

2020年12月22日以前は
土星が山羊座にいましたから
そこに進んできた木星が同居しました。

2021年はまだその差がすくなく
木星が水瓶座に入っている間に、
何とか土星が滑り込んだという形です。

しかし実情は

よく見聞きする記事などでは
あくまでも木星と土星が0度をとる
コンジャクションを作る時に関してを伝えています。

確かに0になる力は大きいものです。
でも同じ星座内、近くにこの2つの星座が
同居していることそのものの意味や作用も
大きいと思います。

これで考えますと実は
近い所では1981年にも、木星と土星、冥王星が一緒に
天秤座に入っていたことがあります。

天秤座は風のエレメントなので、
風のエレメントです。
だから初めてではありません。

たしかに、1981年は木星と土星が
0度・コンジャクションという所にまでは
いたっていません。
でも、同居はしました。
ですから風の時代がはじまったというよりは、
既にその種はまかれて、
それが少しずつ進んではいたと思います。

そして破壊と刷新、再生がおきました。
その後に水瓶座の働きが加わったから
流れは変わったよ
ということを意識することが
大事だと思っています。

改革のはじまりであることはまちがいないと思います。

新しい時代の前の作用に注目していただきたい

けれどそれは
2019年12月に木星が山羊座にはいり、
ここで土星と冥王星の3つの星が同居しはじめた
ここから始まっていると私は思っています。

丁度、この頃は、新型コロナがあちこちで発見されたり
出始めていた頃です。

2020年の間は
一足先に土星が水瓶座に入ったり戻ったり、
それに他の星の動きもめまぐるしい一年でした。

それを経て
2020年12月ごろまでに、
それこそ滅多に一同に介することがない
「冥王星」「土星」「木星」が
かなり近い所で、
それも土星の本宮である山羊座で集まったことが
大きい出来事だったと思います。

3つの星の山羊座での会合が何を意味するのか


山羊座は土のエレメンツです。
風の時代といいい方に沿えば
それまでは「地の時代」だったと言えるのでしょう。

そしてそこでの冥王星・土星・木星のこの集いは
「安定や旧態が定めた秩序や価値観、システムの崩壊」
暗示しているといえます。

だからこそ、崩壊の後の変容、
拡大や発展の木星と、固定や社会、安定の土星が
「良い意味での個人主義や、組織にとらわれない自由」を示す
水瓶座に移り、新しい流れが生まれ、
新しいやり方がなじみ始める、
それが「風の時代」だと思います。

山羊座は「一つの完成の形」を意味しますが、
それが覆されました。
「今まではこれで安定した一つの暮らし方だと思っていたもの」が
そうではなくなる働きを持ちます。

ですから、より柔軟に、
「今までそうだったから」という惰性や逃げをやめて、
「個々」それぞれが考え、
自由があるからこその責任を果たしていく時代へと向かうことが
風の時代だと思います。

個人レベルではどうとらえるか


例えば、これからは、
誰も決めてくれないと不安になりそうな人も
勇気をだして、自分で背負うものも増えるかもしれないけれど
ただ何かに従うのではなく
じっくり対峙して、超えていきたい時です。

一見、大変そうにも見えるかもしれませんが、
これはみんなに与えられたチャンスでもあると思います。

そして人と人も、今までとは違う、
馴れ合いや同調ではない
自らが選んだ新しいつながり方で、
互いに助け合ったり力になりながらも、
呑み込まれるのではなくて
それぞれの道を進んでいけるのではないかと思います。

今まで生きにくい社会だなと思っていた人たちは
のびやかに活動できるようになるのではないかと思います。

この自分の責任によってどう行動するかというのは
既に新型コロナ感染拡大の生活の中で
充分、試されているように思います。
皆が体感として、それぞれの在り方や方向を
はっきりさせられているようにも思います。

勿論、その流れの中でオンライン化が進んだり
社会の常識やシステムが変わってきており、
一見するとコロナ禍による余儀なくされたような変化ですが、
実はそれらは、星の時代の大きな変化とそれが示す
同じ方へと向かっています。

その意味で、コロナが収まったからといって
それ以前の通りの生活を目指してしまうと
ちょっと違ってきてしまうのではないかと思います。

今、過渡期なので逆に、コロナ禍で停滞したり
時間ができたことをラッキーだとおもって
次への準備をするのも良いかと思っています。

以上、以前の再編集になりますが
あらためて記載いたしました。


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