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ワークショップスタッフの裏話(初心者の映画制作講座)

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2年ぶりに映画制作体験ワークショップを復活させます。

映画制作体験2日間ワークショップ
【第23回東京開催】

2022年2月5日(土)
2022年2月6日(日)
https://eigaschool.com/tokyo/

そこで今回は、ワークショップネタを書いてみたいと思います。

それは、スタッフの組織作りについてです。


え?

映画のスタッフについては、いつも書いてるじゃん、と思われるかもしれませんね。

お話しするのは、一般的な映画作りのスタッフのことではなく、ワークショップに参加いただく皆さんを教えたり、ガイドする、我々カルフのスタッフのことです。

そう、

映画スタッフの組織作りが大事なように、
ワークショップスタッフの組織づくりも大事なんですね。


ワークショップスタッフはいつも、
撮影、シナリオ、制作、助監督・・と各分野の経験者を4名ほど揃えています。

つまり、映画作りがそのまんまできそうなメンバー構成なんですね。

だからこそ、この関係性も演出が必要なのです。


もちろん、気心知れた仲間をメインに呼びますが、みんな忙しかったりするため、回ごとにメンバーを一部入れ替えています。

すごくうれしいことに、僕の人脈の中でも「スタッフとしてワークショップに参加したい」という人がいるんですね。


ただ、こういった要望にすべて応えていると、スタッフばっかり数が増えてしまう。

なので、妥当な人数に調整しないといけないわけです。

ワークショップの内容に合わせて講師・スタッフも変えます。
たとえば音楽関係が多い時には、スタッフもそっち方面を増やしますし、撮影希望が多い時には、撮影カメラマンを多めに投入したりします。

また、僕が個人的に新しく知り合う方々の中で、これは!と思う人材は常にこっそりリクルートしています。

なので、新しいメンバーもスタッフに入ってくる。


ひとは、組み合わせの生き物です。
ひとは、環境や状況でキャラクターは変わります。

例えば僕は、おしゃべりな人間でもありますが、人見知りでもあるので、場所によっては恐ろしく物静かです。

新しいメンバーが他の古参(失礼!)メンバーとどうからむか、も計算に入れないといけない。

新しいメンバーが多すぎると、正直まとめ方が見えなくなる可能性がある。

かといって、新しいメンバーが少なすぎても、新しいメンバーが恐縮し、自由に物が言えなくなってしまう。

皆さんが、仲良くなったメンバーと映画制作チームを作った時、やがて人が増えるときがやってきます。

メンバーが知り合いを連れてくる日がやってきます。

その時、バランスを注意しないと、チームの雰囲気が変わります。

そもそも、自主映画を何年も何年もやってるような人は、基本的にキャラが濃いです。笑

たとえば僕自身、誰かが僕を扱わないといけない、と考えると気の毒になってくるんですね。笑

参加者をまとめるのとはまた別の視点での、演出が求められるのです。


とは言え、これまでワークショップのスタッフ側の問題は起きていません。

協力してくれるスタッフの皆さんがすごく協力的で、僕を支えてくれてるからです。

この場ではなんですが、ありがとうございます。

今回はちょっとした裏話でした。


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