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実験とマニュアルのあいだ(初心者の映画制作講座)

皆さんは、電化製品を買ったとき、マニュアルを読むでしょうか。

例えばパソコン。
例えば電子レンジ。
例えばスマホ。

僕は読まないです。

まず、製品を取り出してから、電源を入れて触ってみる。

問題なく使える部分もあるし、

ワケの分からないボタンもあります。

とりあえずワケの分からないボタンは押してみるものの、まあやっぱりワケが分からないので、そのまま放っておいて、使える部分で使ってみます。

触ってるうちに、まあ、その製品についての抵抗もなくなり、ワケが分からない部分もハッキリします。

例えば、このボタンとこのボタンが何をするのか分からない。
例えば、こうしたい時の方法が分からない。

ここで初めて、マニュアルの出番がやってきます。

目次や索引を見て、必要なページにジャンプ。

なるほどね、と解決。

さて。

この流れを読んで、そうそうそんな感じ、と思っていただいた方。

もうお分かりかと思いますが、映画づくりもこうやって下さい。

比較的スムーズに始められると思います。

つまり、試しに少し、カメラをいじってみる。

適当に撮影した素材を、PCで編集してみる。

うまくいくか、とか、

きれいに撮れる、とか、

そんなことはどうでもいいのです。


こうやって、まず第一歩を踏み出すことが、知識を貯めるよりも前に、数倍大事なことなんじゃないかなと、僕は思っています。


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