何のために映画作るの?(初心者の映画制作講座)
この記事は、「映画/動画が作れるようになるメールマガジン」の過去のものをピックアップして紹介しているものです。
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僕の一連の記事は主に、映画作りに興味ある、または映画を作っている人が読んでくれていると思います。
さて、ちょっと考えてみて下さい。
皆さんは、なんでまた、映画を作りたいのでしょうか?
または、なんで映画を作っているのでしょうか?
そりゃ、
作りたいからに決まってんじゃん、
と思うかもしれません。
でもね、ここ、実はすごく大事なことだと思うんです。
なぜなら、何のために作るのか、によって
映画の作り方が大きく変わってくるからなんです。
自分のことをいくつか思い返してみます。
●自分の考えるものがたりを映像にしたかったから
ずっと絵を描いたり、文章を書いたりしていたので、
新しい表現に挑戦したくなったのかもしれません。
●映画が作りたくて仕方なくなったから
映画が好きで、自分の見たい映画の好みが固まってきた時、
実際にそれを作ったらいいんじゃないか、と思い立ちました。
●頼まれたから
映画作りがずっと夢だった、という年輩の方と知り合ったんです。
僕はその人の夢を叶えてあげたい、と強く思いました。
●賞を穫りたいから
自分の作った作品で満足したい。認められたい。
作り続けるうちに出てくる、自然な感情だと思います。
つまるところ、
『誰かのために作る』
『自分のために作る』
ここに集約されるような気がするんです。
『誰かのために作る/作ってあげたい人がいる』
この場合、その気持ちに共感してくれる人を集めることになります。
僕の場合、ワークショップでのプロデュースや、映画相談、セミナー、コンサルティングがこれに当たります。
この記事やメルマガもある意味、そうかもしれません。
『自分のために作りたい』
この場合、協力してくれる人に何か別のメリットを提供する必要があります。
あなたの作品に協力してもらっているわけです。決して傲慢になってはいけません。
普段のカルフの作品づくりは、どっちの場合もありますね。
逆に言うと、あなたの映画作品に関わってくれる人達の
「なぜ協力してくれているのか」も考える必要があります。
僕は、自分の作品に関わってくれてる人達の動機を全部言えます。
まあ、当たっていない場合もあるでしょうけれど、
少なくとも、常にみんなの動機・目的を考えて接しています。
何のために映画を作るのか。
これ、一度じっくり考えてみて下さい。
特に映画作りが進まなくなって悩んでいる方は、解決の糸口になると思います。
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