clusterでワールドを作るよ~④(完結)+おまけ
こちらの記事はclusterというメタバースプラットフォームでプレイヤーが入る空間を作成する記事の4回目で最終回となります。
前回まではこちらから。
ワールドを作成している最中に気分が不安定になり前回、前々回とワールド作成と関係無い事を記事の後半に書いていますので閲覧は自己責任でお願いいたします。
さて、そもそも何故このワールドを作成しようと思ったかというとnoteを書き続けていくうちに、今まで考えもしなかった「私の夢」に辿り着いたからです。
noteを書き残していくうちに目標が3つ出来ました。
そのうちの一つがこのclusterでのワールド作成です。
専門的な知識はないので相棒を自動で動かしたり走り回ったりする特殊なギミックは作れません。
なので今回は作成した記憶と過去の記憶を融合させる事で蘇ったという事にします。
そして私が存在した、目的の一つを達成(完成)した
これを旅の軌跡としてこの記事を終わらせたいと思います
ワールド作成にはUnity(ゲーム開発エンジン)とTilt brush(VR描画ツール)を使用しました
さわり程度ですが過去に作成したワールドでも同じ方法で作成しています
clusterはUnity専用の作成キット(クラスターキット)があり、既に完成された椅子や壁などを配置する事ができます。私のように何も分からないけど作ってみたい人にはお勧めです。あるいは親子でゲームの仕組みを楽しむ事もできるでしょう。
Tilt brushはVRゴーグルで絵を描き、立体な絵も作成できます。ソフトの説明にもありますが直感的に絵を作成する事ができます。絵心のない私でも何となくイメージに近づく作品ができます。
今回取り入れてみたいと思ったのが
まず一つ目の落下
①の記事内で落ちてほしいと書きましたが今回はボツにしました
落下して別の空間へ移動させたかったのですが、作成してるうちに「今回のテーマと違う」と思ったからです。
二つ目
写真を飾ること
飾りたいのはcluster内で交流があった方々との写真だったのですが、自分のエゴ丸出しの空間に飾ってもいろいろ問題がありそうなのでこちらは一旦保留にしています。※一応スペースはあります
そして三つ目のワープに行く前に今回ワールドを作成するにあたり、clusterで活動をされているHOMURA様の記事を参考にさせて頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。
先に公開したワールドのリンクを貼っておきます
旅立ちの記憶 -Memory-
ちなみに来場者のカウントを戻す方法を調べるのを忘れてそのまま公開してしまったので自分で入退出した数字がカウントされています。
※何か問題があればご指摘ください
音源=ワールドのBGM
skybox=空間の景色
ツール=(今回は)別の空間を作るため
私が教えられる立場ではないのですが大体こんなイメージをしていただければと思います。赤い矢印の部分がskyboxで、別の空間を作るのにツールを使用しています。※他にも方法はあると思います
取り入れてみたかった事の三つ目のワープ、ワープしたかったのは時間です
来場者の時間をワープさせたかったのですが難しかったので今回は「過去の相棒の姿」「未来の相棒の姿」がある空間を用意してそれぞれの空間を移動できるようにしました。
(あらゆるエンタメにかなり影響されています…😌)
図5の緑色の球体に触れると白い空間へ移動します。
移動先には元の空間に戻る球体とclusterのロビーへ戻るオブジェクトがあります。
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4つ目
「スクリプトで何かを動かそう」
自分の描いた絵に乗ってもらおうと思ったのですがまた別の機会に。
思いのほか静かな空間になったので、今回は設置するのはやめました。
⇓過去に描いた星に乗っている動画が私のX(旧Twitter)に載っています⇓
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話しは戻りますが過去と未来がテーマであり、そこから旅立つという意味でタイトルは決めました。「旅立ちの日に」からとりました😌
五つ目
パーティクル(視覚効果)はUnityにもともとあった機能をそのまま使用してます。高めに白いエフェクトを設置して雪のように表現しています。
画像では分かりにくいですが白い雪のような視覚効果があります。
その昔、相棒がいた時代に大量の雪が降った事があり「雪が降ると犬は喜ぶぞ」と父は言ってたような気がします。
🐕「違う!冷たいんだよ!」と本当は思っていたかもしれませんが、その日の事を今でも忘れていません。
そんな思い出もあり、どうしてもパーティクルを設定したかったのです。
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完全に自己満足の領域ですが「相棒を仮想空間上で蘇らせる事はできるか」という目標は過去の記憶とワールド作成時の記憶を交えた事により達成とします。
Tilt brushで描画した絵
※スワローは過去にnote内のおまけで描いたものです
ステンドグラス風の絵にしたかったのですがフニャフニャになりました。
壁にいくつか重ねてセットしています。ワールドに来れば分かると思いますが壁から浮き上がって見えます。
椅子と机はワールドで座れるようにしてありますが、アバターによっては埋まったり浮いたりするかもしれません。
図書館のような…幼稚園のような…昔ながらの風景も未来の相棒と共に後にします。
※天井のライトはTilt brushに最初からあるセットの線を引いただけです
床、壁、木の机、ボール、ハニカム構造の木などの残りのオブジェクトはクラスターキットのチュートリアルの素材です。
見ての通り絵心はありません。
いくら再現しようとしても似たり寄ったりの犬が出来上がりました。
絵が下手なのも勿論ありますし特に目を描こうとすると急に雰囲気が変わります。
「これぐらい」とあえて割り切ってこの埴輪の状態にしました。
こちらの犬小屋が壊れている理由はここで過ごした時間が圧倒的に長かったからです。
過去のことなので何も変える事は出来ませんが、この犬小屋(殻)を壊して外の世界へ連れ出し、未来を見てもらいたいという思いで作りました。
背景のオブジェクトは先ほど作成した図12.観葉植物を大きくして色を白くしています。※影は最初からついていました
作成した絵は以上になります。
こちらの記事を楽しみにして下さった皆様、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
途中でリタイアして何とも歯切れの悪い終わり方をしていましたが納得のいくワールドを作成する事ができました。clusterのワールド紹介ページには特に説明を入れていませんがワールドに来る人達は限られていると思うのでそのままにしておきます。
cluster、VRChatなどのメタバースプラットフォームにはもっと凄い世界が広がっています。クリエイターの皆様が日々努力をして作成した一つ一つの世界にも様々なエピソードがある事でしょう。
この空間で競争を続けるのではなく、お互いを尊重しあう事
いくら似たような作品が出来上がっても、そこには自分だけの「メモリ」があるはずです。
長くなりましたがこの辺で私のワールド作成記事を終わります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
おまけ
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