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4年越しの修士号

みなさまこんにちは。5ヶ月遅れになってしまいましたが大切なご報告です。

私は去る2023年3月をもちまして、東京農工大学の修士課程を修了し、修士号(農学)を授与されました。

入学から4年、2個下の後輩と共にようやくゴールテープを切ることができました。

4年間最大限のサポートをしてくださった農工大の先生方ならびに職員の皆様には感謝してもしきれません。

4年前の入学時、通学がほとんどできない、すなわち「教室で講義を受けられない」「研究室での研究活動ができない」という普通で考えれば大学院生にとって当たり前で最低限のことすらできない大きなハンデを負った状態での学位取得は絶望的だと思っていました。

2年間の休学を経ても回復の見込みがなく、退学も何度も考えました。

「最終的に学位が取れなかったとしても、少しでも学んで、チャレンジしてから終わりたい。やる前から諦めることだけはしたくない」

負けず嫌いな私の性格が、最後の望みをかけて専攻長に面談をお願いするという決断をさせました。

「コロナの時のように、リモートで単位を取得することは可能ですか。研究も家でデータ解析に取り組みたいです。」

あの時専攻長が「もちろん可能です。修士号取得も可能です」と頷くまで2秒もかからなかったと思います。

どの先生も嫌な顔ひとつせず対応してくださるばかりか、たくさんの応援の声をいただきました。

「卒業できて本当によかった」とおっしゃる先生方の笑顔を、半年くらい前のことなのに鮮明に思い出します。

先生、職員さん、家族、研究室の仲間、友人……私の周囲にいる全ての人が味方でした。私はなんて恵まれた人間なのでしょうか。

本当に全ての人に感謝してもしきれません。
皆さん、そして神様……私に学びの機会をくださり本当にありがとうございます。

現在は前回の記事で触れたように、身体を癒し、治るチャンスを確実に掴むために「進学も、就職もしない」という選択を自ら取りました。

卒業後、この半年は研究の引き継ぎに追われたり体調の悪化が重なったりして情報発信に目を向けることができずにいましたが、今度こそ腰を据えて活動に取り組みたいと思います。

まずは月4-5本の更新を目指して書いていきますのでよろしくお願いします!

それではひとまず、ご報告を終わります。

みなさんからサポートでいただいたお金は、私のささやかな幸せのために使わせていただきます。(例)大好きなメロンパン、近所のファミレスのパフェ、まだ持っていないオオサンショウウオグッズ、癒しのコウペンちゃんグッズ 皆さんのサポートがどんな幸せになったか、ひとつずつ記事で紹介します☆