ハートのトキメキから

ハートのトキメキから【Vocaloid MEIKO生誕祭記念】

※この記事は、tumblrに掲載したものを再構成したものです。

2019年11月5日に投稿した動画です。
ボーカロイドの中でもかなりの古株、日本語のそれでは最年長のMEIKOさんが誕生してから、記念すべき15周年ということなので、ちょいと気合いを入れさせていただきました。
なお、タイトルの「生誕」というワード、普通は「誕生」をつかうとおもいます。
でも、MEIKOさんのファンの間では少なくとも伝統的に「生誕」を使ってる感じです。
とりあえず、聴いて、観てください!

ごらんいただければわかりますが、いろいろネタを仕込んでます。

作曲面

まず、曲自体が60年代の英米系のポップス。
というよりかなりブリティッシュ。
でもそのくせベースのリズムは所々モータウン。

次に、イントロのボコーダー、80年代の趣。
これはイントロだけじゃないです。
あちこちに潜んでます。

はたまた、オートチューン。
かなり21世紀的です。
そもそもボーカロイド自体21世紀的だし。

一応、曲自体はロネッツのBe My Baby


ないしは、加藤和彦氏が作曲されたドゥー・ユー・リメンバー・ミー

を念頭に置いたはずなんですがね(歌詞面では全然違う方向性だけど)。。。

歌詞面

「MEIKO15周年生誕祭」となると、ついついMEIKOのテーマソング的なものを作る癖が出てきてます。
6月に作ったこれが最初ですがね。

それで、「ハートのときめきから」もそんなテーマソングめいた曲になってるわけです。

個人的に気に入った歌詞は、やはり下の②番の歌詞になるかな。

歌うから 21世紀の電子の渚へ
わたし 今日も 今日も いつでも
ハートのトキメキから

「電子の海」だと、そのままネット世界って感じですが、
「電子の渚」だと、ネット世界と現実世界との境目で、そこはPCなりスマホなりで歌や動画を見ている空間の印象があって好きなんです。

映像面


まず動画のサムネにもある、とってもめんこいMEIKOさん、ピアプロから借りてくたイラストです。
みそさまが描かれた、「GRご機嫌MEIKOちゃん」。
僕も参加した企画、GratefulRubyにて作られたイラストです。下のリンクから行くと元の絵がございます。愛くるしい!
GratefulRubyでイラスト支援賞を受賞とのこと、おめでとうございます!

https://piapro.jp/t/-55z

もうひとつ、主にBメロにて起用した、ひろぴぃさま作の「Gratefulruby MEIKOさん」。

これもピアプロから借りてきてて、文字通りGratefulRubyで描かれたものです。ライブのMEIKOさんですが、鮮やかな赤さが表情のエモさを引き立ててます。
こちらも下のリンクからどうぞ。これまた愛くるしいです。

https://piapro.jp/t/4JE_

ほか借りてきたのは1番のAメロからBメロにかけて回るレース柄と、風に舞うバラ。
これらはニコニコモンズから借りてきたものです。
特にバラについては、大変助かりました。

あとは、おおよそ自前で作ったものです。
80年代めいた冒頭の効果や、全般に出てくる丸ゴシック、間奏の借りてきた風に舞うバラのところとかですかね。

最後に、動画全体をアニメのオープニング、エンディングめいた感じにしたかったので、スタッフクレジットを入れました。
でもその中で本物はイラストクレジット以降で、それまでの英字クレジットは、基本冗談です。

7割程度は実在するバラの品種から取ってます。

その他は極少数、「新・はいから伝説社」のようなモチーフなしのもありつつ。
残りは基本的に「とあるモチーフ」が織り込まれてております。
あえて、くわしくは述べませんがね。

まとめ

この曲、総じて言えば、60-80年代の時代感を強く残した、はなやかな歌として作れたのかなと思っております。
現に、冒頭と同じものをニコニコ動画にも載せていますが、

タグに「昭和94年」がつけられていました(2020年1月18日現在)。
私がつけたものではないので、観てくれた人たちにそう評価していただけたんだと見なしてます。
「ボカロは、ようわからん」「ボカロは、ちょっとなぁ」という、60-80年代の曲調、テイストが好きな方にも、是非おすすめします!

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