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日本へ一時帰国

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一時帰国で日本を堪能。コロナの退避帰国の一年も収めます。
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#今ここ

生き急ぐのはもうやめて、心に栄養を〜正倉院展とかき氷と○〜

行きつけの美容院の美容師さんから「なんでそんなに生き急ぐんですか?」とよくきかれいた。「だって、のんびりしていることができないし、いまの時間があるときにできることは やっておきたいと思うから。」と答えていた。 とりあえずの答えであって、常に何かに向かっていないと、多分不安だったのか。でも実際、今までは、そのときにできることをできるだけ濃度を高めてやって行き、それがその先で役に立つ、というサイクルがうまく回っていた。だからそれでいいと思っていた。 もちろん、うまくいかないこ

家族で暮らせること、家族に会えること、それが叶わない今

ウイズコロナの世界になる前から、我が家にとって、家族で暮らせること、家族に会いたい時にすぐ会えることは 当たり前ではなかった。 香港駐在から戻り、主人一人単身赴任して、私と子供4人、そんな生活が七年続いた。でも、そんな状況は、転勤が当たり前の日本社会では 決して珍しくない。 そして上海に赴任した後、今度は、家族にいつでも会える、ということが不可能になった。上の二人は日本で社会人。三人目はアメリカの大学。日米中に離れて暮らすこと六年。アメリカに送り出したときは、今度はいつ会