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僕が最強アイドル「宮本佳林」に出会った日の話


はじめに

あなたはこれまでに、アイドルを見て鳥肌が立つほどの高揚感を覚えたこと、「この子は他のアイドルと何かが絶対的に違う」「自分はこのアイドルをこれから推すことになる」と直感的に思ったことはありますか?

このnoteでは、3次元のアイドルに関心を一切持たなかったガジェットオタク(以下、ガジェオタ)が、
実在の最強アイドル「宮本佳林」と偶然出会い、たった35分間で彼女のファン(以下、佳林党員)になった話をしていきます。

本記事を読む前に、簡単な僕の自己紹介記事も公開してあるので、「そもそもお前は誰なんだ?」と思った方はそちらもご覧ください。


宮本佳林ってどなた?

佳林ちゃんをご存知でない読者さんに向けて、まずは箇条書きで佳林ちゃんの基本的な紹介をしておきます。
「そんなん知ってるわ、早よ本題を読ませんか」という方は飛ばしていただいて大丈夫です。

  • 2008年より、ハロプロエッグ(現:ハロプロ研修生)に加入

  • 2013年より、Juice=Juiceのメンバーとして活動

  • 2020年にJuice=Juiceを卒業

  • 卒業後はソロアイドルとして活動

  • 「かりん」のイントネーションは「きりん」と同じ

  • 歌もダンスもトークもビジュアルも超絶ハイスペック

  • 時間効率の鬼

  • 自分と同じ生物種と思えないほどに可愛すぎる

  • めっちゃ好き

僕の個人的な感想も混じってた気もしますが、細かいことは気にせずいきましょう。
ハロプロ出身のスーパーソロアイドルと認識いただければ、とりあえずOKだと僕は思っています。


最強アイドル「宮本佳林」に出会った日の話

お待たせしました、ここからが本題です。

そもそもどういう場で出会ったのか?

2023年9月2日。
Apple専門誌「Mac Fan」の創刊30周年イベント、Mac Fan Fes.の会場が、僕が佳林ちゃんと出会った場所でした。

(ハイブリッド開催のイベントでした。Mac FanのYouTubeチャンネルにアーカイブがありますので、興味を持たれた方はこの記事を読む前でも後でも構いませんので、ぜひご覧ください。
2:49:00くらいからご覧になるのが丁度良さそうです。)

佳林ちゃんは同誌で連載中の「宮本佳林のDTMでは研修生」の出張企画に出演するために、会場に来ていました。
佳林ちゃんの傍らに講師の方がおられ、佳林ちゃんがDTM(楽曲制作)ソフトの使い方を教わるという企画だったので、その場では佳林ちゃんの歌や踊りは観ていません。
にも関わらず、少なくとも僕にとっては衝撃的な原体験になりました。


最強アイドルと出会う直前の僕

当日の僕は、普段見ているガジェット系のYouTuberさんが別企画に登壇されるのを目当てに現地参加しました。
当時は佳林ちゃんを見たかったわけではなく、イベント前日に登壇者を一通り調べるまで、
佳林ちゃんの名前すら知らなかったのが正直なところ。

僕のようなガジェオタばかりが集うものと思って会場に早めに向かうと、そこに居るのは佳林党員だらけ。グッズとか装備がガチすぎませんか皆さん…
「会場間違えたか…?いやどう考えてもここだ、俺が申し込んだのってアイドルのイベントだったっけ???」
と困惑していたのを、今でも昨日のことのように覚えています。
(単に当時の僕が見慣れない環境下で身構えすぎていた、というだけの話です。根が陰キャすぎてそういうところがあるんです、当時その場におられた皆さんほんとすみません。)

佳林党員に負けずに目当てのYouTuberさんを応援するため、虚勢を張って会場最前列のやや上手寄りに座ったガジェオタ。
イベント後半戦の初っ端、一人のガジェオタの人生が変わる35分間が始まるわけです。


最強アイドルと僕の35分間

佳林ちゃんが壇上に上がった時は、「近くで見るとめちゃくちゃ可愛いな、流石はアイドル」くらいにしか思っていませんでした。

(最初はそれよりも衣装に興味を惹かれ、「手先に向かって広がるよう、腕にボリュームを持たせるAラインシルエットか。スタイリストさんのチョイス面白いな…」と思っていたことは、佳林ちゃんや読者の皆さんには内緒にしておこう…。)

佳林ちゃんと講師の紹介が終わり、本題が始まると「企画進行におけるバランス感が凄まじい子だな」と思いました。

現地参加者と配信の視聴者には、企画内容に興味がある方、佳林ちゃんに興味がある方、他の企画が目当てで佳林ちゃんの企画も何となく見ていた方と、色々おられたでしょう。
佳林ちゃんは曲のドラムパートを作ってみるという本筋に沿って企画を進めつつ、講師の方に質問する際に丁度良い量・内容のジョークを交えていました。
こうして幅広い参加者・視聴者が満遍なく楽しめるよう気を配っており、かくいう僕も冷静に佳林ちゃんのことを分析する一方で、徐々に宮本佳林ワールドに惹き込まれていくのを実感しました。

その次に気付いたのは、冒頭の佳林ちゃんの紹介でも触れた「時間効率の鬼」な側面。

企画は1曲分のドラムパートを作るというもので、35分の尺の中で一通り終えれば、とりあえず企画は成立します。
が、佳林ちゃんは曲に対するこだわりの片鱗を見せつつも、約20分で曲全体を一旦作り終えました。
残り時間で講師の方に質問しながら、曲の細部を更に詰めていきます。
作曲未経験なので、正直に言って「そういう流れで作曲するのが普通」と言われるとそれまでです。
けれども、企画の密度を最大限高めることにより、DTM未経験者や佳林ちゃんを知らない人でもフルで企画を楽しめるよう、細かいところまで気を配ってくれているんだな。という印象を持ちました。


最強アイドルを知ってしまった後の僕

会場から出る頃にはすっかり佳林ちゃんの虜になっていました。

もし佳林ちゃんが「ただ可愛いだけのアイドル」だったら、僕は佳林ちゃんに興味を持つこともありませんでした。
歌もダンスも披露していないのに、こうして人を惹きつけられる凄みをたった数メートルの距離で見せつけられたら、

「この子が歌って踊るステージはどんなに素敵なんだろう。この子がステージで輝くのを観ていたい。」

としか思えませんよ。
帰りの電車で過去のMVやライブ映像を漁り、その日の夜中には雑談ラジオを聴き、翌月からは3rdシングルのリリイベ等にも参加し始め…といった形で、
今こうしてnote記事を執筆する新人佳林党員が形成されていくわけです。


佳林ちゃんへ

ここからは佳林ちゃんがこの記事を読んでくれた時のために、本人に伝えたいことを書いておきます。
ごめんなさい。他の読者さんは容赦なく放ったらかしにします。こればかりはどうかお許しください。

佳林ちゃんに出会ってから本記事公開までの2ヶ月半、3rdシングルのリリイベやカレンダー発売記念イベ、テレ東60祭に足を運び、雑談ラジオを聴き、過去動画を見漁ってきました。
これまで佳林ちゃんを知らず、Juiceどころかハロプロに1ミリも触れてこなかったことを後悔しつつ、過去の時間を取り戻す勢いで、色んな時代の佳林ちゃんを観ているところです。

Mac Fan Fes.での佳林ちゃんについて僕が思ったことは、佳林ちゃんから見たら「特に意識せずにやっていた」「そのくらいは他のアイドルの子だって普通にできる」「というか全くすごいことじゃない」と思うことかもしれません。
そう反論されてしまうと、僕には反駁する余地もありません。今でも他のアイドルのことをろくに知らず、他のアイドルと相対化して佳林ちゃんを捉えることができないので。

仮に僕が佳林ちゃんに対して思ったことが、アイドルなら誰でも難なくこなせることだったとしても、
そのことを今後思い知ることになったとしても、それでも僕にとっては佳林ちゃんが一番です。
佳林ちゃんに出会った日のことは、この先僕がどんなアイドルを見ても原体験として残り続けますから。

それからの2ヶ月半、いつも最高のステージで12日連続リリイベをやり切った佳林ちゃんや、プッチモニの一人としてステージに立つ佳林ちゃんを現地で見てきました(リリイベは12日中5日参加でしたが)。
こうしてステージで輝く佳林ちゃんがいて、(佳林党もそうでない人も)一人一人が思い思いに楽しむ光景は、何度観ても最高です。
そういう光景を目の当たりにする度に、佳林ちゃんに出会った日に直感的に思ったことは間違いじゃなかったんだ、と気付かされます。本当にありがとう。

他にも伝えたいことは色々あるけど、これからも佳林ちゃんの記事を書いていくつもりなので、今後のために温存しておきます。またね。