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落合博満「決断=実行」

楠木建が好きでDMMのオンラインサロンに入っているのだけど、そこでおすすめされていたのが落合博満の本。

図書館で借りて読んでみた。最近売れてる本があるらしいけど本人が書いたものの方が良いと楠木建が言っているのでこれ。

自分の目下の悩みは次のキャリア。リサーチもUXももっと深めたいし、実践力も強化したい。そんな意識で何かヒントがないか読んでみた。

実際の落合さんのキャリアはよく知らないけど、読んでの全体的な印象はすごく地に足がついた人。現実を見つめ、選手一人ひとりを見つめ、すべきことを決める。自分にも謙虚。

監督としてユニフォームを着る時に、肝に銘じたのは次のことだ。「自分ができたことを伝えるのではなく、自分ができなかったことを勉強する」(p21)

指導者として、過去自分がうまくいった事例をよりどころにするのではなく、わからないことはわからないと認め、コーチに任せながらも、ただ任せるだけではなく、自らも議論し学び、伝えられることを増やしていくことを心がける。

一つ一つ、学びながら、経験値を積み上げる。その姿勢がビジネス的だなと思い、面白かった。野球好きじゃなくても楽しめるけど、野球好きな人は経験談含めて楽しめる本だと思う。

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